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「何？離して」
「飲み過ぎ。もうやめとけ」
「飲みたいんだもん。重岡さん帰っていいよ、めんどくさくなってきたでしょ。
離婚歴あるし、ウジウジ元ダンナとの事根に持ってるし、いい歳して仕事も家も従兄弟に頼りっぱなしで…
今なら、全然良いから。私の事好きって言ってたの無かったことにしよ」
「何でそうなるん？意味分からん…
そんな最低な男忘れたらええやろ？
俺が、忘れさせてやるから」
これ以上傷ついてる姿を見たくない。
頼ってや。頼むから。
「…バカなの？重岡さんて…。
こんな話したのは、もう諦めて欲しいからに決まってるでしょ？
私は、もう誰も信じられないし、信じる気もないの！
…放っておいて…お願いだから」
さっきまで止まってた涙が再び溢れ出して、それを見たら気づいたら抱き寄せてた。
「やだ…離して」
「離しません」
「離してってば…」
「離しません言うてんねん。
…好きな子が泣いてるのに放っておけるわけないやろ」
はじめは離れようとしてたけど、諦めたのかその動きが止まった。
「……ほんとにヤダ……重岡さん嫌い…」
そう言いながら彼女の手が俺の背中に回って
しがみつくみたいにして泣くから、落ち着くまでずっと頭を撫でた。
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さくら(プロフ) - るるさん» コメントありがとうございます^_^過去の作品から読んでくださってるんですね、とても嬉しいです♪新作もよろしくお願いします☆ (2018年4月22日 7時) (
レス) id: df93a5c5c4 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - さくらさんこんにちわ。新作おめでとうございます。マシェリからお話し読ませて頂いてます。さくらさんのお話しはどれも大好きです。新作も頑張ってください(^ ^) (2018年4月21日 23時) (レス) id: 07c55f30e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2018年4月21日 11時
