Blue Lagoon ２

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荷物を片付けて、お昼ご飯を出して、麻友ちゃん以外は海へ遊びに行った。




麻友ちゃんはふっくらしたお腹を気にかけながら、麻美さん家の兄妹が元気に海に遊ぶ姿と、その遊びに全身で付き合ってる高嗣を愛しいそうにテラスから眺めていた。




「暑くない？日差し強いけど」



「あ…はい、大丈夫です。妊娠してからむくみやすくて、冷房が効いてない場所の方が体調が良いんです」



「そうなんだぁ。体質も変わっちゃうんだね。

何かあったら、いつでも呼んでね」



「はい、ありがとうございます」




ニッコリ微笑んだ麻友ちゃんから離れると、店内に太輔が来ていた。





「よ。お疲れ」



「いらっしゃいませ。今日は昼なんだ、珍しいね」



「うん。たまにはね。

あの人、知り合い？この町の人じゃないよね」





太輔の視線の先には麻友ちゃん。

妊婦であまり外出を控えてるからなのが、透き通るみたいに肌が白くて、一発で旅行客って分かる。




「義妹。あそこでスイカ柄みたいな海パンであそんでるのが弟なの」




海で大はしゃぎの高嗣を指さす。




「へぇ、弟二人子供いんの？しかも奥さん３人め腹にいるよな？やるなぁ」




高嗣にまとわりつくみたいにお義姉さんの子供二人が飛び付いて、３人で泥だらけになってる。




「あー違う違う。あれは、お嫁さんのお姉さんの子供二人。


あのセクシーなのが、お義姉さん」




「…わぉ」





私には到底着ることは出来ないような大胆な水着を身にまとい、ビーチチェアで休憩してる麻美さん。





「なんかさ、Aの家族面白いな。Aはキャラ薄いね」



「失礼……っ！！」





太輔に肩パンしようとした時、高嗣にみっくんが近づいていくのが見えた。

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