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部屋に入って玉ちゃんと二人になって、フワッて抱き締められた。
やっぱ、気づいてくれてたんだ。泣きそうって。
玉森「大丈夫だった？」
「…グスっっ………ごめん……っ感じ悪すぎ私…」
玉森「うん、顔引きつってた」
「ごめん…っ」
玉ちゃんの背中に手を回して、声を殺して、でも泣くのは我慢しなかった。
その間ずっと頭とか背中撫でてくれて。
玉森「泣け。泣いて済むならいっぱい泣いていいから」
「…うん…。玉ちゃん、私…
玉森「だから、私まだミツのこと忘れてないのかな、なんて言うな」
先に、私が思ってたことを言われてしまった。
もうとっくに忘れてて、好きじゃないって思ってた。
100％玉ちゃんのことが好きだって。
玉ちゃんの事が好きなのは嘘じゃないし、一緒にいて幸せ。
だけど、ミツの彼女を受け入れられる程のリハビリは、まだ出来てなかったみたい。
玉森「…ダメだからね」
「何が…？」
玉森「…何でもない。帰る？食欲無くなったろ」
「…大丈夫。食べる。食べたい」
玉森「ふふ、ヤケ食いか。お好きなだけどーぞ」
玉ちゃんが最後に何を言いたかったのかよく分からなかった。
注文した料理はどれも美味しくて、お酒も進む。
玉ちゃんは自己管理もあるだろうけど、お酒に弱い私が普段以上に飲んでるから、セーブして見守ってくれてる。
「ねー玉ちゃん…私頑張って笑ってた？」
玉森「笑えてたよ。引きつりながらだけどね」
「褒めてよ…」
玉森「ん、エライエライ。Aはちゃーんと挨拶できたから偉いわ」
「…綺麗な人だったねー」
玉森「読者モデルって言ってた気がする。うん、綺麗だよな晴美さん」
「ちっ…。読者モデルか…玉ちゃん知ってる？ファンはさ、読者モデルとか一般女性とかショックなんだよ？
共演した格上女優とかのがさぁ〜…諦めつくんだよねぇ」
この前、会社の子達が話してたこと。
確かに、ちょっとショックだね。何処で、どんな出会いしたんだろう？って。
玉森「何、自虐してんの？Aも一般女性じゃん」
「…そーだよ…
でもさー…ミツ嬉しそうだったなぁ〜…。いいなぁ、晴美さん…」
玉森「…A、飲み過ぎ」
多分、私って酔っぱらうと超めんどくさいタイプの絡み酒になるんだ。
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はと(プロフ) - はじめまして。今頃ですが、こちらの作品に出会い、何度も読み返してキュンキュンしています。主人公さんが、『玉ちゃん』呼びから『裕太』と呼ぶきっかけになった場面など番外編で読みたいなぁ。と思いました。期待しています。 (2019年1月26日 10時) (
レス) id: bf18adaee4 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - じゅりみつさん» コメントありがとうございます♪ミツ担の方に、このお話が受け入れてもらえてすごく嬉しいです！ポインセチア、素敵ですよね。この季節に見かけることも多いですが、ウキウキしますよね。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました(о＾∇＾о) (2016年12月10日 16時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
じゅりみつ(プロフ) - こんばんは。完結おめでとうございます。お疲れ様でした！私は北山担なのですがこの玉ちゃんにとても惹かれていきました。読んでいてすごく楽しくて素敵な作品でした！個人的にポインセチアの花が好きで最後に出てきたので興奮して思わずコメントしてしまいました！笑 (2016年12月9日 0時) (レス) id: cbc3fa0b60 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます。続編は、お話が思い付いたら書きたいなと思ってます♪どんなオチにするかは悩み所ですが…また、続きが出来た際には、読んでいただけると嬉しく思います。最後まで、ありがとうございました♪ (2016年12月5日 11時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます。続編は、お話が思い付いたら書きたいなとは思っています。とりあえず、今回は区切り良くエンドです。続きが出来た際には、また読んでいただけると嬉しく思います♪最後まで、ありがとうございました！ (2016年12月5日 11時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2016年9月21日 12時
