170 玉森・side ページ20
「あー…すいません。
ここ座ってください。お茶しかないんですけど、いいですか？」
美羽「うん、ありがとう。
…ね、よそよそしすぎない？撮影中は敬語なんか使わなかったのに。
そもそも、私の方が年下なんだし」
「…そうだっけ。
久しぶりだから、また人見知り発揮してるだけ」
そういえばそうかも。
１年くらい前にドラマ共演して、俺にしては珍しく女優さんと仲良くなった。
終わってからも他の人交えてご飯食べに行ったりしてたっけ。
「はい、どーぞ」
長谷川さんの前にお茶を置いた。
美羽「ありがとう。ね、久しぶりだけど、最近はどうなの？順調？」
「仕事は…まぁ、ぼちぼち。舞台とレギュラー番組で結構大変かな」
美羽「ジャニーズさんは舞台しながら色々あるもんね。大変だよ。
…まぁ、仕事もだけどさ…
プライベートは、最近どうなのかなって。
前はちょこちょこ連絡してたけど、最近は全然だし。
彼女とか、出来たりするの？」
長谷川さんの目が少し不安気に揺れた。
少し考えたけど、まぁ嘘ついても仕方ないしって思って言うことにした。
「彼女は、出来たよ。一般の子」
美羽「…そうなんだ…」
「…ごめん」
美羽「何で謝るの？別に裕太くん悪くないし」
「…そうだけど」
気まずい空気。
つーか、宮田何処だよ。結局逃げたな。
美羽「…もしかして、だけどさ。
私がフラれたのって、その子も関わったりするの？」
「え…」
美羽「自過剰かもしれないけど、告白した時は付き合えるかなって少し自信あったんだよね…
だから、ダメだったの結構ダメージ強かったなぁ」
「そう…だよね。ごめん」
美羽「てことは、その子関わってるんだ…」
もー…なんでウルウルしだすかな。
さすがの俺だって、罪悪感出てきちゃう。
正直に言っても、バレないよな。Aまで辿り着くわけないし。
「うん。ごめんね、その子がどうにも好きで…長谷川さんとは付き合えないって思った。
でも、俺なんかよりもっといい人いるよ。
だから、新しい人…
美羽「それ、そのまま裕太くんの彼女に言いたいんだけど」
「え…」
遮る時の長谷川さんの雰囲気に、一瞬凍りついてしまった。
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さくらんぼ(プロフ) - 桜さん» 主人公ちゃん、今からアイドルの彼女になる洗礼を…！！変な記事に二人は勝てるのか？感じです。いつも読んで頂いて有難うございます！ (2016年9月20日 22時) (
レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - さくらんぼさん» この先の展開、とても楽しみです(#^∀^#)いつもこのお話を読んで癒されてます。 (2016年9月20日 18時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 桜さん» いつもコメントくださってありがとうございます♪更新頑張ります((o(^ ^)o)) (2016年9月13日 23時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - さくらんぼさん» 更新、楽しみにしてました〜(*^∀^*)これからも、応援してます☆ (2016年9月11日 8時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - さちさん» 楽しみにしてくれるなんて嬉しいです♪告白、やっぱり言わないですよね？大丈夫、悪い女子じゃないです笑。続きもよろしくお願いします☆ (2016年9月10日 8時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2016年8月26日 14時
