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ミツのこと好きだった時から、相手がアイドルじゃなかったらって思ったことも何度もあった。
こんな風に仕事終わりに待ち合わせして、堂々と並んで歩いて、何処にでもある居酒屋で焼鳥食べて、コンビニでコーヒー飲んで…
樹「今日みたいなデート、出来んやろ」
「…うん」
樹「楽しかった？」
「うん…楽しかった」
樹「…じゃあ、俺に乗り換えるか？」
「…無理でしょ。
ていうか、冗談でもやめて。そんなこと言うの」
動揺が伝わらないようにしたら、自然と口調もが強くなってしまった気がする。
一瞬樹くんの表情が強張った気もしたけど、気づいてないフリ。
樹「あーごめん。堅物やな、結構。
じゃ、帰るかぁ。ほんまに送らんでええの？」
「うん…大丈夫。ありがとね
今日はご馳走さまでした。美味しかったし、楽しかった」
樹「おぅ。…また、行く？その内」
「んー…二人では行かないかな。
じゃ、おやすみなさい」
樹「堅いと燃えるねんなー…」
「え？」
何か樹くんが言った気がしたけど、小さすぎて聞き取れず。
樹「何でもない。気を付けてな、おやすみー」
コンビニから家に帰るまでの約５分。
頭の中はミツのことが浮かんでしまう。
玉ちゃんの事好きになったのは嘘じゃない。
付き合うことになって、そーゆうことしたのだって全然後悔してない。
でも、何でだろう。
１度ミツのことを考え出すと、また好きだった時の気持ちが甦る。
ミツへの気持ちは最後の方は家族愛とか、恋に恋してたとか、ずっと好きだったから今も好きに決まってるとか、そんな風に思ってたけど
やっぱ、どっかでまだ好きなんだ。
ーーーーーーーーーー
晶「そりゃあさ、20年も好きだったんだから時々みっくんのこと思い出すのは仕方ないんじゃない？
玉ちゃんと付き合ってれば嫌でも再会することはあるんだろうし。
自然な感情だと思うけど」
「そうかなぁ…」
こんな時、頼れるのは晶ねーさん(同じ年)。
悩んだ時いつも仕事が終わってから話を聞いてくれるから有りがたい。
晶「玉ちゃんだって、100％自分に気持ちがあるとは思ってないんじゃない？
Aが好きだって気づいたのほんと最近だし。
ここで、玉ちゃんは彼氏だからってドッシリ構えて、Aはみっくんに実際にフラフラ〜ってしなければ良いと思うよ？」
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さくらんぼ(プロフ) - 桜さん» 主人公ちゃん、今からアイドルの彼女になる洗礼を…！！変な記事に二人は勝てるのか？感じです。いつも読んで頂いて有難うございます！ (2016年9月20日 22時) (
レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - さくらんぼさん» この先の展開、とても楽しみです(#^∀^#)いつもこのお話を読んで癒されてます。 (2016年9月20日 18時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 桜さん» いつもコメントくださってありがとうございます♪更新頑張ります((o(^ ^)o)) (2016年9月13日 23時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - さくらんぼさん» 更新、楽しみにしてました〜(*^∀^*)これからも、応援してます☆ (2016年9月11日 8時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - さちさん» 楽しみにしてくれるなんて嬉しいです♪告白、やっぱり言わないですよね？大丈夫、悪い女子じゃないです笑。続きもよろしくお願いします☆ (2016年9月10日 8時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2016年8月26日 14時
