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こんな風にお泊まりするようになってから、玉ちゃんの意外な１面を発見した。
それは、朝が強いってこと。
あのまま話し込んでしまって、寝たのは深夜だった。
私がうだうだしてる内に身支度済ませて仕事に行ってしまった。
分かってた事だけど、朝から玉ちゃんのお家に残されて、仕事も休んだから行かなくていいし予定も無い。
この後どうしようかな…
とりあえず洗濯して掃除機をかけて、それでもまだ昼前だから、帰ることにした。
家に帰って、ふと平日の昼間が休みなんてなかなか無いんだって気づいたから普段あまりしないことをすることにした。
手数料無しで通帳記入して、今度パスポート作りに行きたいから住民票も先に取りに行っておこう。
銀行を出て、区役所へ住民票を取りに向かった。
「すみません、住民票の写しが欲しいんですけど」
申請用紙を係りの人に手渡すと、そこにいたのは…
「樹くん！」
樹「おーAちゃんやん！珍し、仕事は？」
「今日休んだの。平日にしたいこと貯まってたし」
さすがに、彼氏の家にお泊まりしたくてとは言いにくかった。嘘じゃないしね。
樹「確かに。普通の会社勤めはなかなか来れんもんな」
「樹くん役所勤めって言ってたけど、まさかこんな部署にいるとは」
樹「あはは、市民に寄り添って働いております。
準備するから、また呼ぶわ。座って待ってて」
「うん、ありがと」
すっかり忘れてた。ここき樹くんが勤めてるの。
ベンチに座って、ぼんやり働く様子を眺めた。
綺麗な顔してるし、優しくて親しみやすいし、関西弁ってとこがまたミソだね。
地味な職員が多いから、その中で樹くんは余計際立った存在に見える。
樹「三浦さーん、お待たせしましたー」
「はいはーい。ありがとね！じゃ、仕事頑張って」
樹「おぅ、ありがと。
…じゃなくて！待って待って、これ」
差し出された住民票の上に、名刺が１枚。
「…樹くんの？」
樹「そ。６時半に、あそこの入口んとこで待っといて」
指差された区役所の入口玄関。
「は？」
樹「飯、行こ。ダメやったら、裏に書いてある番号に留守電なりLINEなりしといて。
Aちゃん邪魔や、次の人呼ぶで」
「ちょ、ちょっと！勝手に…」
私の反論を聞く前に樹くんは受付番号の表示されるボタンを押すから、次の人がカウンターへ来てしまった。
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さくらんぼ(プロフ) - 桜さん» 主人公ちゃん、今からアイドルの彼女になる洗礼を…！！変な記事に二人は勝てるのか？感じです。いつも読んで頂いて有難うございます！ (2016年9月20日 22時) (
レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - さくらんぼさん» この先の展開、とても楽しみです(#^∀^#)いつもこのお話を読んで癒されてます。 (2016年9月20日 18時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 桜さん» いつもコメントくださってありがとうございます♪更新頑張ります((o(^ ^)o)) (2016年9月13日 23時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - さくらんぼさん» 更新、楽しみにしてました〜(*^∀^*)これからも、応援してます☆ (2016年9月11日 8時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - さちさん» 楽しみにしてくれるなんて嬉しいです♪告白、やっぱり言わないですよね？大丈夫、悪い女子じゃないです笑。続きもよろしくお願いします☆ (2016年9月10日 8時) (レス) id: 5b67c43cb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2016年8月26日 14時
