プーさんとOLさん

葛藤 ページ26

少しだけ予感してた。
フラレるのかなって。
だって、今日が夕方くらいまで暇なんだったら、普通彼女と会おうかな？って思うでしょ？
最近会ってなかったんだから、埋め合わせしようって。


今日だって、私が連絡しなきゃ会うことにならなかった。
こーゆう結果になるなら連絡しなければ良かった。
少し放っておけば、健永も少し気持ち浮わついただけで、私のとこに戻ってきてくれてたのかもしれない。
その時がきたら、あっちから連絡してくれてたはず。

私が待ってれば良かったんだ。
結果出すの、急かすことになってしまった。



距離置くって、何なの？よく聞くけど、定義がわからない。
その間に私が別の人とってなるの覚悟してるって。
それ、もう彼女じゃないじゃん。




もう、やけくそ。
みっくんに会いたい。寂しいから。
最低なの分かってる。
でも、今は誰よりもみっくんに頼りたい。
優しくして欲しい。
側にいて欲しい。
元気づけて欲しい。
また、ぎゅって抱き締めて欲しい。



そんなことして欲しいなんて言ったら、みっくんはそれ以上を求めてくると思う。
普通そうだもん。
変な意味も含めて、友達以上になっちゃう。



気持ちに、応える気は無いくせに…




どこまで、私最低なんだろ。



こんなこと考えてるけど、実は連絡先交換してなかったのは今気づいたんだよ。



神様ありがとう。
連絡先まだ知らなくて良かった。



私は、みっくんのこと傷つけようとしてたんだから。

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