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3. ページ4



白石と杉元とアイヌの子の帰りを待つ


白「お、帰ってきたみたいだ‼





待ってたぜ」


⁇「なんだ白石か」


『待ってたぜ』


⁇「「誰!?!?!?」」









⁇「へぇ君が脱獄した囚人のうちの1人なんだね
以外だな、君みたいな…か、かわぃぃ…(小声)子が
囚人だなんて…///」


『Aというよろしくな…えっと…杉元の方かな⁇』


杉「そうだ!それでこっちが…」


アシ「アシリパだ、よろしくなA」


『…!!アシリパ…』



まさか、白石がつるんでいたアイヌの子が
私が探していたのっぺら坊の娘だったなんて…

なんて好都合、いや強運なんだ。
しかしさっきの白石の話の感じだと
こいつらはのっぺら坊がアシリパの父親だと
知らない感じだ…とりあえずは黙っておこう…


アシ「どうかしたか?」


『…いや、アシリパちゃんが可愛いなって思っただけさ」


アシ「なっ…可愛いだなんて…照れるだろ!」


『きゅん…可愛すぎでは⁇』


アシ「…///

そ、それより‼白石どうして私たちがここに来ると
わかった?」


白「ここしか知らねえもん


おやおや?そいつは鹿の毛皮か?獲れたのかい?
丁度いいときに来たようだな

手土産に酒を持ってきたんだ
新鮮な鹿肉にうまい酒!


今夜は宴だな!!」


杉「本当にいい時にきたな白石」


白「?」


____
___
_



『クッフ…白石…顔…笑笑』


アシリパによる鹿の脳みその餌付け中
あれ?杉元は平気(?)なんだな


『ヒーッ面白い笑笑』


アシ「Aも食べろ」


『』


うん、こんな味なんだね


アシ「うまいか?杉元
うまいか?白石
うまいか?A」


杉元「ヒンナ」


白「肉は?」


『ウン…オイシイヨ』


アシ「鹿の肺だこれも生で食べる」


ダメだ、杉元はもう手遅れだ
凄い顔で齧り付いている…

そしてそれを見る白石の顔…
うん、気持ちはわかる


アシ「次はチチタプを食べさせてやる」


白「『チチタプ?』」


杉「でましたチチタプ!!」


アシ「鹿のチチタプはセウリといって
主に鹿の「気管」を使ったものをいう」






杉「チチタプって言いながら
叩くんだぞ白石、Aちゃん」


白「肉が食いたいんだけど…」


『鹿肉…』


アシ「チチタプって言えぇ!!」


杉「あっ……!!勝手に飲んでる!!」

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作者名:こあ | 作成日時:2020年10月1日 5時

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