検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:4,699 hit

10. ページ11




白「激怒した師匠が門下生10人使って制裁を
加えようとしたが誰も歯が立たず

師匠をその場で殺してしまう
全員が手足を折られる重傷

頭蓋骨を握りつぶされ
一生寝たきりの奴もいるんだと

出来れば会いたくないやつは他にもいる
面識はないが33人殺した津山という男が…」


谷「そいつは我々が殺した」


白「えーっ!?」


谷「津山を捕まえるのに我々は3人犠牲にした
最後は鶴見中尉が奴を仕留めた」


白「…てことは変態中尉の
着ていた皮が津山か

鶴見って奴もかなりのくせ者だな?
旭川の第七師団本隊を乗っ取るとか
言っていたらしいが

それでどうするんだ?
東京に攻め込んでクーデターか?

金塊がそんなにたんまりあるんならよお
お仲間と山分けして遊んで暮らそうって
発想にならんのか?

なんだって第七師団を乗っ取ろうなんて
物騒なことを…なにがあった?」


杉「旅順攻囲戦だろう」


___
__
_



谷「お前らが何のために
金塊を見つけようとしているのか
知らんが、鶴見中尉の背負っているものとは
おそらく比べ物にならんだろう」









白「おい杉元

おめーさっきの話を聞いて
ほだされてんじゃねえだろうな?」


杉「あんだけ大暴れして
部下も殺してるんだ

今さら協力し合う選択肢はねぇし
かといってゆずる気もねえ」


白「それでこそ杉元だぜひひひ

Aちゃんは大丈夫だよね??
そっちの方が楽しそうとか思ってなあい??
Aちゃん意外と血生臭いの好きじゃん???」


『私をなんだと思っている白石炙るぞ』


白「そういうところ!!!!」


『まぁ、安心しろ…
私が他の誰かに付くことは決してない』


アシ「ありがとうなA…」


『…いえいえ』


それに私の1番の目的はアシリパちゃん
こればかりは私の気分で左右してはいけない


杉「ところでよ〜あの鳥…
カラスにしてはデカいんだけど何かな?」


アシ「カパチリカムイ
オオワシだ

この時期はもう樺太の方へいってしまうのに
まだ残っているやつがいたか…

よし!3人とも支度をしろ!」


白「え?」


アシ「あのオオワシを捕まえに行くぞ」


杉「え〜?オオワシ食えんの?」


『アシリパちゃんが言うんだ、食える』


白「オーイまってくれぇい」

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←9.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こあ | 作成日時:2020年10月1日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。