９話 ページ10
コ「その事件は、一切報道されてないよね。ガス漏れ事故で表向き処理された。」
降「公安が介入して、すべての情報を上が封印したんだ。」
コ「回収された爆弾はどうなったの？」
諸「この通りだよ。」
諸伏がコナンに見せた画面には〈倉庫で爆発 作業員五名死亡〉という見出しが大きく表示されている。
諸「解析用シェルターの一つに運び込まれた後、解析前に謎の爆発があってね…関わっていた人はみんなﾀﾋんでしまったんだ。そうだ、これも渡しておくよ。」
諸伏が再び操作をすると、メールの着信音が数回なった。
降「捜査に必要かもしれないから今回しか使えないけど僕の部下の風見という男の連絡先だよ。それと、あの時松田が解体していた爆弾の写真とその構造だ。」
『零、ありがとう。じゃあ私たちはそろそろ帰りましょうか。』
コ「うん。」
降「敵は想像以上に危険で手強い。君にも知ってもらいたくてね。僕はこの通り身動きが取れない。健闘を祈る。」
降谷がそういうや否や、再び目隠しがつけられコナンの視界は真っ暗になった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
再び、長いエレベーターを昇り地上へと戻った。建物からも離れたところで目隠しは外された。
諸「じゃあ、班長、松田、A、くれぐれも気を付けて。ゼロのことは俺に任せて。」
『うん。捜査のことは任せてよ、ヒロ。』
そういい、二人はこぶしを合わせた。諸伏は車に乗り込むとその場を後にした。
松「さてと、俺らは捜査に戻るか。」
伊「ああ。そうだな。」
松田と伊達は、一旦警視庁に戻るべくそちらの方向へと足を向けた。Aもそれに続こうとすると下から声がかかる。
コ「ねーねー、A刑事。」
『ん？どうしたの、コナン君。』
コ「萩原さんってどんな人なの？」
『ハギ？んー、なんていえばいいのかな。コミュニケーション能力が高くて、優しい人…かな。あとは、じんぺーちゃんのブレーキ役って感じ。』
「ほらこの人。」と言って、Aはスマートフォンに表示された写真を見せる。画面には、警察学校の前でとられたものだ。左から諸伏、松田、伊達、降谷、萩原の順に並んでいる。
『この一番右の彼が、ハギ…萩原研二だよ。でも、どうして？』
コ「んーん！知りたかっただけ！ありがとう、A刑事！！」
コナンはスマートフォンをAに返すと、警視庁とは反対方向へ駆けていった。
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星空ブリキ - わーしすこんd(これ以上言うと降谷さんに怒られるので言わないどきます) (2022年7月3日 12時) (
レス) @page27 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - S丸さん» おけだす！ (2022年6月19日 19時) (レス) id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
S丸(プロフ) - みみこさん» ありがとうございます〜！！ (2022年6月19日 18時) (レス) id: a42ffbde28 (このIDを非表示/違反報告)
S丸(プロフ) - しゅるさん» こちらこそありがとうございました〜〜！！こんな感じでよろしかったですかね…？？ (2022年6月19日 18時) (レス) id: a42ffbde28 (このIDを非表示/違反報告)
みみこ(プロフ) - こういうの大好きです！！シスコン降谷さん最高！ (2022年6月19日 17時) (レス) @page27 id: 2d0bd82d4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S丸 | 作成日時：2022年5月22日 18時
