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10話 ページ11

翌日も爆弾事件について調査を進めていたA達だがそこに新たな通報が入った。



「コナン君たち少年探偵団がまた爆弾事件に巻き込まれた。」という通報が。



急いで現場へ駆けつけると、燃え上がるビルの前に大勢の野次馬が集まっていた。



『警察です!通してください!!』





警察手帳を見せながら野次馬をかき分け、規制線を越える。



目「爆弾が仕掛けられていたって本当かね!?」


光「本当ですっ!!」
歩「本当だよっ!!」
元「本当だって!!」


警部がそう尋ねると少年探偵団はすごい勢いで返事をした。



現場であったことを高木達に話そうとする少年探偵団の後ろで、1人の眼鏡の男が規制線を越えた。


『風見さん…』

風「…!Aさん。お久しぶりです。」

『お久しぶりです。』



公安警察の風見裕也。降谷零の直属の部下だ。

以前公安として動いていた兄に遭遇した時に紹介された人で、風見はAのことを上司と区別するために名前で呼んでいるのだ。



通知が鳴ったのか、風見はスマートフォンに目を落とした。そして少年の方を見ると小さく頷く。



(コナン君…?)










千「Aさーん、周辺の聞き込み行きますよー!」

『はいはーい。』


Aは警察署へ向かう目暮達と別れると、千葉と共に聞き込みへ向かった。



千「渋谷といっても、このあたりは人通りも少ないですね…」


『これじゃ目撃者も見つからないかもね…』



薄暗く、人1人歩いていないような路地裏。目撃者どころか通行人も見つからない。


突然、路地から1人の男がよろめきながら出てきた。


千「だ、大丈夫ですか?どうしました?」


千葉が男の肩に手を置き声をかけていると、路地から人の気配がした。振り返るとカボチャのかぶりものをした人物が自分めがけてバットを振り落としていた。

鈍い音がして、千葉の意識は深く沈んでいった。



『千葉くん!!』



Aは自分に向かってくる腕を掴むと、背負い投げをした。



『千葉くん!千葉くん大丈夫!?』



Aが千葉に駆け寄り肩を揺らす。しかし、千葉は完全に気を失っているらしく、目を覚ます様子もない。


ふと、背後で誰かが立ち上がる気配がした。とっさに振り返ると腹部に衝撃が走った。


『ぐっ…』


先ほどまで地面に伏せていたはずの男が拳を入れたのだ。
Aはその場に崩れ落ちた。男はそれを片手で受け止めると俵担ぎしてその場を後にした。

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星空ブリキ - わーしすこんd(これ以上言うと降谷さんに怒られるので言わないどきます) (2022年7月3日 12時) (レス) @page27 id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - S丸さん» おけだす! (2022年6月19日 19時) (レス) id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
S丸(プロフ) - みみこさん» ありがとうございます〜!! (2022年6月19日 18時) (レス) id: a42ffbde28 (このIDを非表示/違反報告)
S丸(プロフ) - しゅるさん» こちらこそありがとうございました〜〜!!こんな感じでよろしかったですかね…?? (2022年6月19日 18時) (レス) id: a42ffbde28 (このIDを非表示/違反報告)
みみこ(プロフ) - こういうの大好きです!!シスコン降谷さん最高! (2022年6月19日 17時) (レス) @page27 id: 2d0bd82d4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:S丸 | 作成日時:2022年5月22日 18時

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