ノエルにつくメイドは･･･season１＆season2【被虐のノエル】

88話 ページ45

カロン「ダメージを与える？どういうことだ？」



貴方「簡単な事ですよ。カロンが鎖を使って、ドローンに鎖を巻きつけそこからシビラ・ベッカーのヘリにあてるのです



　 どうです？カロンなら簡単だと思いますが？」



　 カロンは顎に手を当て、考える素振りを見せた。




カロン「･･････悪くない考えだな。」



貴方「･･･でしたら、それで行きましょう。」



カロン「だが、数は多いようだが？」



貴方「では、すこし数を減らしてみましょう。



　 2体ぐらいでよろしいでしょうか？」




カロン「ああ、たのむ。」



貴方「任せて下さい」




　 私はまず、１体のドローンに向かって




貴方「“破壊”･･･！」



　ドローンはひび割れ、爆発する。



シビラ「くっ、このままでは･･･！Aを狙いなさい！」



　 すると、ドローンは一斉に私の方へ向かってくる。



貴方「数だけで私を倒せるとでも思ったら、大間違いですよ！！」




　 あと１体･･･壊せることができれば･･･！



貴方「来た･･･！」



　 私は構え、ドローンに･･･



貴方「これで私の仕事は終わりになります！



　 “破壊”･･･！」



　 ビリッ･･･



　 ドカーンッ！




　 壊せた･･･！



貴方「カロン！今です！」



カロン「承知した･･･！」



　 カロンは鎖をだし、２体のドローンに巻きつけ



カロン「これで終わりだ･･･！」



　 巻きつけた２体のドローンを、ヘリへと当てた




シビラ「ぅあっ！？」



　 ヘリはふらつき、落ちるとまではいかなかった。




シビラ「カロンとAはドローンに対応できないはずが･･･こんな･･･！何故･･･！」



貴方「シビラ・ベッカー･･･あなたは、私“たち”を甘く見すぎたようですよ？」



シビラ「くっ･･･！まだです･･･！市長のためにもこのメモリを渡すわけには･･･！」



　 ヘリはふらつきながらも、ここから離れるようだった



　 このままでは逃げてしまう･･･！



貴方「カロン！ヘリを止めて下さい！」



カロン「任せろ･･･！」



　 カロンはすぐにヘリに鎖を巻きつけた。



シビラ「っ！？」


カロン「勝負はついた、命まで取るつもりはない。ヘリを捨ててこっちに飛べ！」


シビラ「誰がそのような･･･！」




　 シビラはヘリで抵抗をする



　 だが鎖は切れない。



貴方「あなたは負けたんだよ･･･私とカロンとノエルにね･･･」



シビラ「うおお･･･！」




　 次の瞬間



　 ――シビラはこちらに飛び降りた

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