84話 ページ41
貴方「これは･･･」
カードリーダーが2つ･･･
貴方「なるほど、ここはカードキーを二か所同時に使わないと開かない仕組みになっているようですね。」
カロン「シビラがこんな面倒な仕掛けをするときはまだお前の片腕が戻っていることを知らなかったんだろうな。」
ノエル「好都合ですわね。でも、この時Aが来ることも予想してなかったんですわ。」
貴方「まあ、本来ならノエルお嬢様とカロンだけで行くことになるんですものね。」
ノエル「ええ、ですが今のわたくしたちにとってこんな仕掛けはサービスに等しいですわ。」
まあ、ノエルお嬢様には腕がありますからね。
ノエル「さあ、カードキーをひとつ渡しますから
Aと一緒に、向こうのカードリーダーの前に行って下さいまし。」
貴方「なるほど、カードキーの使い方をカロンに教えればいいのですね？」
ノエル「そういうことですわ。カラスに機械のひとつでも教えてやりなさい。」
貴方「ですって、カロン。」
カロン「･･･私はカラスではない！！
･･･まったく、何故私がこんなにイライラしなきゃいけないんだ･･･(怒)」
貴方「日頃の行いが悪いのでは？」
カロン「･･･それは、いつものことだろう。」
貴方「それでしたら、今日はいつも“以上”ということになりますね！(笑)」
カロン「･･･そう思ってろ。ほら、さっさとカードキーとやらを通しに行くぞ。」
貴方「はい」
私たちは、それぞれ定位置についた。
貴方「いいですか？
カロン「･･･ここか？」
貴方「はい、それでＯＫです。」
ノエル「準備はできましたかしら？」
貴方「はい、大丈夫です。」
ノエル「いきますわよ、いっせーのーせ！！」
ピピッ･･･ウィーン･･･
カロン「･･････おお、開いたようだな。」
貴方「これで先に進めますね。」
ノエル「はじめてのカードキーというものを使ってみた感想はいかがかしら？」
カロン「べつに感想などない、そういう仕組みなのだろう！」
カロン･･･なぜ頬を赤らめてるんですか･･･
ノエル「はいはい、そうですわね。」
気を取り直して･･･
カロン「それより･･･」
貴方「ええ･･･これだけのセキュリティ･･･このさきにはきっと･･･！」
ノエル「あいつが･･･復讐の相手でもある人物が･･･この先に･･･」
カロン「わかってるならいい、突入するぞ･･･！」
――私たちは先へと進んだ
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ユキ松(プロフ) - みそさん» そうですね〜ｗはじめての機械を操作して開いたから、喜んでいるのかもしれませんね！ｗｗ (2018年4月28日 7時) (
レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
みそ - カロン様可愛いですねｗカードキーって開いたから喜んでるのかな？子供みたいですね悪魔なのに（笑） (2018年4月27日 23時) (レス) id: f05c3c7162 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ松(プロフ) - みそさん» ですね！そういう人、現実にいて欲しいですｗ(●´ω｀●) (2018年4月18日 22時) (レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
みそ - ユキ松さん>> カロンかっこいいですよね紳士的なところもあってああいう人いたら多分一瞬で惚れると思いますｗ (2018年4月18日 22時) (レス) id: f05c3c7162 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ松(プロフ) - みそさん» そうなんですねｗｗやっぱり、カロンっていいですよね！ｗｗ (2018年4月16日 16時) (レス) id: 87fc953205 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキ松 | 作成日時：2018年1月23日 22時
