60話 ページ16
カロン「・・・ふん、いよいよ復讐らしくなってきたじゃないか。なにもないはずはない、色々調べるぞ。」
貴方 「わかりました」
少し先へ進み・・・
ノエル「海水が流れこんでいますわね。私たちもこの流れに乗ってここまで落ちてきたんですのね。」
カロン「それに関してだけは、運がよかったな。落下地点が水じゃなかったら今頃は・・・」
貴方 「・・・想像だけはしたくないですね・・・」
ノエル「・・・た、助かりましたわね、本当に・・・。」
カロン「ひょっとしたら潮位の関係かもしれないな。」
貴方 「潮位?・・・ああ、なるほど。」
ノエル「チョウイ?」
カロン「潮が満ちていたから、その関係でたまたま落下地点が海水に浸かっていたんじゃないかってことだ。」
貴方 「要するに、ここに落とされたのが他でもない今日の夜でしたからこそたまたま助かったのかも、ということです。」
ノエル「・・・た、助かりましたわね!本当に!」
本当ですね・・・
カロン「だが、流入口ははるか上にあるようだ。この海水も外に抜けていっているようだが・・・見たかんじ、このフロアから外に出られそうな排水口のたぐいはなさそうだぞ。」
ノエル「こんな地下深くで海の中に出られたとしても海面まで泳ぎ切れませんわ・・・!」
貴方 「私も、そんな体力はありませんし・・・」
カロン「だろうな。やはり上まで行かないとダメだ。」
ノエル「なんか、こう・・・滝のぼりとかできませんの?」
貴方・カロン「え?/は?」
ど、どういうことなんでしょうか・・・?
ノエル「特殊能力的な・・・そういうなにかで・・・」
カロン「・・・できるわけないだろう、私をコイかなにかと勘違いしているのか・・・」
ノエル「あ、悪魔なんだからそれくらいできるかと思ったんですのよ・・・!」
貴方 「そ、そういうことですか・・・(汗)」
カロン「はいはい、そいつは期待に応えられなくて申し訳ありませんでしたっと・・・」
貴方 「さ、先へ進みましょうか・・・」
カロン「だな」
カロンは先へと進む
ノエル「普通、そう考えると思いませんこと!?」
貴方 「ま、まぁ・・・気持ちはわからないでもありませんが・・・」
ノエル「もう!自分で言ったことが恥ずかしいですわ!」
貴方 「あはは・・・とりあえず、先へ行きましょうか・・・」
ノエル「・・・そうですわね。行きますわよ、A。」
貴方 「はい」
私たちは先へと進んだ
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ユキ松(プロフ) - みそさん» そうですね〜wはじめての機械を操作して開いたから、喜んでいるのかもしれませんね!ww (2018年4月28日 7時) (レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
みそ - カロン様可愛いですねwカードキーって開いたから喜んでるのかな?子供みたいですね悪魔なのに(笑) (2018年4月27日 23時) (レス) id: f05c3c7162 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ松(プロフ) - みそさん» ですね!そういう人、現実にいて欲しいですw(●´ω`●) (2018年4月18日 22時) (レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
みそ - ユキ松さん>> カロンかっこいいですよね紳士的なところもあってああいう人いたら多分一瞬で惚れると思いますw (2018年4月18日 22時) (レス) id: f05c3c7162 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ松(プロフ) - みそさん» そうなんですねwwやっぱり、カロンっていいですよね!ww (2018年4月16日 16時) (レス) id: 87fc953205 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユキ松 | 作成日時:2018年1月23日 22時