大切すぎて、そばにいれない (ページ7)

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突然の別れページ7

18歳

「ねぇ！工！今度のオフの日、デートしよ！」

この時。彼女の異変に気がついていれば、俺は彼女を失わなくて済んだのかもしれない

「遊園地に行きたい」

「ん、わかった！」

当日

今日の彼女は何か変だ

分からないけど、何か違う

そう思っていたけど、なんだかんだいっぱい遊んで
最後に観覧車に乗ったとき…

「私たち、別れよ？」

「っ…なんで！？嫌だ！！俺は別れたくない
なんで？おれのこと、嫌いになった？ごめん嫌なとこ直すからだから、別れたくない！！」

「嫌いなわけじゃないよ、今でも大好き

でもね、私の秘密がバレて、今世界政府に追われてるの

私は何をされても大丈夫だけど、工に何かされたら私は生きてけない

だから、別れよ？」

「っ、嫌だ！」

「ごめんね、工

私の性格知ってるでしょ？一回決めたら絶対変えない。」

「知ってるけど！知ってるけど…

もう、Aの中にはごめんしかないの？」

「…うん

だから、最後に私のわがまま聞いてくれる？」

Aは、もう覚悟が決まってる
なら俺も、腹括らないとな

「うん」

「私が、工をずっと好きでいる代わりに、工は、私のこと忘れて？」

そういって、彼女は俺に最後のキスをして台風のように去っていった

A、好きだよずっと、ずっと