ただの歌い手がゲーム配信してただけなんだけど。【男主】【utit】

40話 ページ43

『まーふーくーんー。』

さかくんが帰った今も、床に倒れているまふくん。
起こします。(ｼｬｷｰﾝ←

『ん！まふくん、ほっぺぷにぷに！！』

ほっぺつんつんして起こそうと思って触ったら、めっちゃ気持ちよくってビックリした。

ま「ん、んん…？」

『あ…』

起きちゃった…。

ま「飴くん…？あれ、さかたんは…？」

寝ぼけてる…！可愛い！

『もう帰ったよ。』

ま「え"！？」

ポケットからスマホを取り出して、時間を確認するまふくん。

『うらくんからメールきたらしくってね？帰っちゃった。』

そうなの。
うらくんからメールがきたから帰っちゃった。
もっとゲームしたかったなぁ…。

ま「あー。…うらさかって良いよね。(？)」

『えー？そらうらでしょ。』

ま「それも良いけどさ！」

寝起き早々からこの会話。
逆にすごくない？←

『でも一番は、まふ月だよ！』

ま「月じゃなくて、飴が良いなぁ…。」

『自分を掛け算に入れることはしない、絶対。』

逆に入れられるのってすごくない？

僕は絶対に無理。
何か、恥ずかしいし…。

『それより、まふくんは帰らないの？』

ま「んー…、さかたんのせいで飴くんと遊べなかったし、ゲームしてから帰ろうかなぁ…。」

『了解！』

何か、さかたんのせいで、ってところを強調したような？

『何やる？色々あるよ？』

と言いつつ、ゲームが入っている棚の前に立つ。

その隣にまふくんも立って、中を見つめている。

ま「んー…？………あ！」

『！？な、何…？』

ま「あ、ごめんね？これ、やりたいんだ。」

そう言って、とあるゲームを指さす。
指さす先には、目が合ったらバトル！！とか言う狂った世界のゲーム。

『うん、良いよ。でも、僕のデータでやるの？もう図鑑埋めたし、全クリもしたよ？』

ま「通信したいの。あと、あわよくばフレンドになりたい。」

『あーね？良いよ。ちょっと待って。』

少し背伸びをして、カセットを取る。

久しぶりにやるなぁ…。
どんな服装だっけ…？

『ダサかったら変えよ…。』

うん、まふくんにアバターを見られる前にさっさと確認しちゃおう。

ま「あ、ファッションショー的なのやらない？w」

詰 ん だ 。

『え…？僕、ちょっと嫌かなぁ…。』

ま「拒否権はないよ☆」←

終 わ っ た じ ゃ ん 。

『や、でも僕あんまり服買ってないし…。』

ま「大丈夫！僕もあんまり買ってないから！」

あ、これ終わったね。
あらがうの辞めたほうが良いよね。
よし、諦めよう。((

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