39話 ページ42
ピコン……………
ピコンピコンピコンピコンピコンピコンピコン……
『ね、ねぇ、さかくん…。』ガタガタ
さ「お、おん…」
姉さん、帰った後もLINEでめっちゃスタ爆とメッセージ送ってくるの辞めて…。
怖いよ…。
あ、まふくん?
さかくんに数十分お説教をされて、足の痛み(痺れ)で床に倒れてる。
乙だね!(いい笑顔
『とりあえず通知はOFFに、ね…?』
何故か緊張感の漂う部屋でスマホの画面をタップする。
その瞬間、スマホが音を立てるのも振動を起こすのも止めた。
ほっ、と胸を撫で下ろす。
『身内のLINEでこんなに怖い思いしたの初めてだよ…!』
若干涙目状態の僕はうつむき、息を吐き出す。
さ「よう頑張ったな。偉い偉い。」
またポチっすか。
と言う気力すらなく、ただ撫でられている。
さかくんの撫で方は丁寧ではない。
だけど、雑でもない、中間の撫で方。
そう言うのが何だか、不器用だけど、どうにか愛を伝えようとしているツンデレ男子に見えてくる。
…新しいcpを発見した気がする。←
『さかくんってさー。』
さ「ん?」
『いつから僕のこと好きなの?』
ストレートにそう質問をする。
すると、間髪入れずに
さ「昨日会ったときからなんかなぁ…。」
とぼやかした解答をしてきた。
『何で、僕の顔を知る前にはもう好きだった、みたいな感じなの?w』
そうちょっとイジると、真面目な顔をして、
さ「そうかも、なぁ…。」
と言う。
その解答に驚き、僕は空虚を見つめるさかくんを見つめた。
すると、ふと視線を僕に戻したさかくんと目が合う。
何故か恥ずかしくって、顔を逸らしてしまった。
熱が顔に集まって、顔が熱い。
さかくんにバレないように、手で顔を扇ぐ。
すると、ふぅっ、と耳に息を吹き掛けてきて、突然の事に驚いて、
『ひゃぁっ!』
と情けない声をあげてしまった。
手で口を覆っても、時すでに遅し。
さかくんを見上げると、ニヤニヤしながら僕を見下ろしていた。
『何するの!?バカなの!?あほなの!?…あ、あほか。』
さ「いや、そこは否定しろや。」
とツッコミをもらう。
活動名に入ってる時点でもう否定できないよ。
『でもさ、さかくんって周りを見てるし、歌上手いし、メンバー想いだし、優しいし、それにそれn「す、ストォォップ!!」え…?』
さ「何でそんなに褒めてくるん、恥ずかしなってくるやろ!?」
と赤くなってるさかくんが見れました。
可愛いので写真で永久保存します。
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rai - う腐腐ぐへへ((はい、とても面白かったです!なんだろ・・・まーし呼びにクるものがある・・・つまりはこの小説神なんですよ。天才!好き! (2021年9月10日 19時) (レス) id: 9afe8c4a66 (このIDを非表示/違反報告)
- SAINOMEさん» 『呼び方いいだろー?(ドヤッ)うらさかも良いよね!でも、まふ月とそらうらも良くない?あのcp生み出した人は神だと思うんだよね。あと、読んでいただきありがとうございます、って作者が言ってたよ!また来てね!』 (2021年7月27日 19時) (レス) id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
SAINOME - なんというかもう…むふふです、?うらくん呼びかぁいい!!私はうらさかが好きでぁ(((( (2021年7月25日 0時) (レス) id: 3d6226d58a (このIDを非表示/違反報告)
病帰-yamiki- - sakurayuki@復活さん» そう言って(?)いただけて嬉しいです。こんな駄作でも楽しんでいただけているのなら幸いです。 (2021年7月5日 19時) (レス) id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
sakurayuki@復活(プロフ) - ゴフッ←尊すぎて吐血 (2021年7月5日 9時) (レス) id: 1641bfe48c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:病帰-yamiki- | 作成日時:2021年6月19日 14時