ただの歌い手がゲーム配信してただけなんだけど。【男主】【utit】

26話 ページ28

side urt
どーもー。
飴の旦那のうらたでーす。(嘘

『すぅ…すぅ…』

あどけない寝顔で無防備に寝る飴。

全「「「「「「「…」」」」」」」

全員無言で、全員の顔を見合わせる。

ま「とりあえず…」

そ「まふもかよ…」

「そらるさんもですか…」

さ「うらさんもなん？」

セ「早く寝よ…」←

し「全員思っとることは一緒ってことやろ。」

あ「ですよね〜…。」

一人除いてな。

セ「流してるけど、俺も思っとることは一緒やと思う。」

いや、だったら起きてろよ。
そう思っている間にもいそいそと布団に潜り込み、寝やがった。
いや、早すぎな？

「ルール、作るか。」

ま「ちなみに、気持ち伝えた人…」

全員を見ると、一人だけ手を挙げていた。
坂田だった。

ま「えっ…」

そ「早すぎ。」

「いつ言ったんだよ。」

さ「さっき。」

さっきで飴と坂田が二人になった瞬間…

し「まさかやけど…」

あ「お風呂…！？」

さ「そ。」

瞬間まふが膝立ちになり、

ま「Aくんのハジメテ奪ってませんよね！？」

と言う。

全-ま/セ「「「「「A？」」」」」

誰だよ。

ま「飴くんの本名！それより、答えて！」

あー、ツイッ○ーで聞いたって書いてたな。

さ「奪ってへんわ。それこそ、飴に嫌われる。」

そう言って肩を竦める坂田。
さすがにあほでもそれは分かるか。←

『ん、ぅ…』

飴が寝返りをうちながら、うめく。

全-セ「「「「「「ﾋﾞｯｸｩｩ!?!?」」」」」」

『みん、な、だいしゅきぃ…』

全-せ「「「「「「…」」」」」」

ｽｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯ

「今の録ってた奴。」

今のは一人は録ってた奴が居る。絶対に。

ま「はい。」←

「良くやった。」←

スマホにそれが送られてくる。
毎日の癒しが出来た。←

ま「センラさんにも送っとこ…」

さ「今気付いたんやけど。」

「ん？」

さ「まーしぃ以外、○○くん呼びやよな、飴。」

ま「あ…」ｻｧｧ

おい、まふ。顔真っ青になってんぞ。
とりあえず…

「一発殴らせろ。」

片手で拳を作りながら、志麻に向けて言う。

し「辞めろ！？」

あ「あ、確かに。でも、そらるさんは若干例外なんだよなぁ…。」

そ「俺？」

「あー、そーくんだっけ？」

俺達はだいたい歌い手名の2文字が確定で使われてるけど、そらるさんは歌い手名の1文字と伸ばし棒だからな。

そ「ｽｰｰｯ…、天使の住所教えろ、まふ。」←

ま「嫌ですけど？」←

…こいつがさっき、飴をネットで買ってたの知ってるからな、俺。

27話→←25話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す