腹黒少女と灰谷蘭

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まあ色々あって学校です。(突然)

ガラガラっ

『おはよー』

「あっ！Aやっときたー！おはようー！」



「Aーーー！今日編み込み？可愛いね羨ましい！」

まあ私は可愛いから当たり前に人気者で教室に入った瞬間話しかけられるわよね、とりあえず座らせて欲しいけど。荷物重いし。

『おはよ〜〜、そうなの、今日は編み込みしてみたの！変じゃないかなぁ？』

ちらちら男子の目を感じながらあまーくニッコリ。

こそこそ私の方見て話してるの聞こえてんのよ。まあ知らないフリするけど。

「あーー！！！ねえ！聞いて！」

みんなとダラダラ話してたら自称地雷系女子の美奈があって思い出したかのように話し出した。てかアンタいつも思うけど地雷系って何？爆弾でも仕掛けてんの？目の下の赤い線いつ見ても歌舞伎役者にしか見えないわ。

「昨日ママに聞いたんだけど、灰谷兄弟の2人が少年院から出てきてこのクラスに来るんだってね！」

すると他の子も話し出す

「あー！それ私も昨日ママに聞いた！なんかあれだよね私たちの1組に兄の蘭って人が来て3組が弟の竜胆って人が来るんだよね！」


「えー、怖いね、あの人たち傷害事件起こしたんでしょ？関わらないようにしなきゃ、、」

ふーーーん、灰谷兄弟って初めて聞いたわ。そんな有名なんだね、知らないの恥ずかしいから『まあ何もしなきゃ大丈夫だよ〜』とか言ってるけど。

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