有と無44 ページ45
歩いた先は購買部だった
…何故に購買部？
燕青「縁、なんかお菓子いるか？」
縁「……欲しい…(ギュウッ」
燕青「んな恥ずかしがらなくていいってｗｗｗ」
フラン「ウゥ♪」
ポッキーを受け取った瞬間
燕青「じゃ、これにてさらば！(気配遮断」
フラン「ウゥ！？」
燕青さんさんは何故か走りだした
……フラン、絶対燕青さんに対して怒りそう…
次会ったらシバかれるな；
縁「……部屋、連れる、してくれる、違う？」
燕青「ん〜……やっぱ俺の部屋に直行な！」
縁「？何故？」
燕青「気に入ったからだよ！(ニッ」
縁「？(首傾げ」
意味も分からぬまま燕青さんの部屋に着いた
ドサッ
縁「……燕青さん？」
燕青「呼び捨て」
縁「…燕青？」
燕青「ああ、そっちのが距離感なくていいな♪」
縁「……押し倒す、される、何故？」
燕青「お前が逃げないように防ぐため？」
縁「？」
意味が分からないのだが…
燕青「まぁ、子供相手にそういう事はしないさね。
今は…な(クスッ」
縁「……お菓子、ありがとう」
燕青「え…急になんだよ？」
縁「？お礼、言う、してなかった、から…」
燕青「あ、あぁ〜…そういう事ね」
縁「燕青、いい人」
燕青「いい人って……俺は混沌・悪属性だぜ？」
縁「でも、優しさ、本物、思う」
燕青「……クスッ…
お前って変わってるな…だから惚れたのかねぇ(微笑」
縁「ぅ……(ウトウト」
燕青「ん？眠くなってる感じか？」
縁「うん……部屋、案内、して…」
燕青「このまま寝ようぜ？
明日は部屋に連れてってやるから」
縁「でも…アーサー、蘭陵王、男の人、一緒、寝る、駄目、言う、してた」
燕青「あぁ〜…
(もしかしなくても、アーサーと蘭陵王も縁に惚れてる感じか…)」
縁「だから……一緒、無理、ごめんなさい…(ウトウト」
マズい……眠気が結構限界に…
燕青「……じゃあ、一つだけいいか？」
縁「なに…？」
燕青は顔を近づけて…
チュッ
縁「んっ…(ピクッ」
耳にキスされた
なんか、キスする場所には意味があったような…
耳へのキスの意味って、誘惑…
縁「っ！！？///////」
燕青「お？照れてんのか？」
縁「耳、キス、意味！//////」
燕青「知ってたのかｗｗｗ
耳へのキスの意味は誘惑らしいなｗｗｗ」
縁「なん、で……//////」
燕青「知りたいか？(妖笑」
縁「っ……//////」
燕青が私の頬に手を添えて再び顔を近づけてきた瞬間
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作者名：神城イサナ | 作成日時：2018年12月11日 16時
