有と無37 ページ38
縁「ん……」
アーサー「！縁、気が付いたかい？」
縁「…あー、さー？」
アーサー「うん、僕だよ(微笑
目覚めてよかった(ギュッ」
縁「……立香さん達、は…？」
アーサー「皆目が覚めてるよ。
一体何があったんだい？」
縁「え…？」
アーサー「医療室でキミ達が倒れていたんだ。
そうなった理由はあの巨大な魔力放出が理由だろう？」
縁「倒れる、してた…？
巨大、魔力放出？」
なんの話だろうか…
アーサー「覚えていないのかい？」
縁「うん…」
アーサー「縁も覚えていないのか…」
縁「？立香さん達、も？」
アーサー「ああ…何も覚えていないんだ。
あの魔力放出が理由なのは分かり切っているんだ。
縁以外が重傷だったからね」
縁「え…？」
今、なんて…？
アーサー「あ、今は治っているよ？
目が覚めると同時に傷が消えていたようだからね」
縁「重傷……(俯く」
アーサー「縁……」
縁「私、以外、重傷、負う、した……
悪い、こと、した……
絶対、私、原因…」
アーサー「縁、それは違うよ。
キミが悪いなんて、原因も分からずに言っちゃ駄目だよ」
縁「でも…！正体不明、私、怖い……」
アーサー「………(切な」
縁「……あ…」
アーサー「どうしたんだい？」
縁「夢…分かる、した、情報、ある…」
夢では何も見ていないけど、何故か情報が流れてきた
宝具の情報が流れてきたのは、きっと偶然じゃない…
確信はないけど、予想で言うならば……
サーヴァントとしての私の力を教える為……そう思える
アーサー「分かった情報？」
縁「立香さん達、場所、行く、したい」
アーサー「分かった。一緒に行こう(ニコッ」
縁「うん……アーサー。
傍、居る、して、くれて、ありがとう(微笑」
アーサー「！どういたしまして(微笑」
医療室を出て、中央管制室に向かった
シュンッ
アーサー「縁が目覚めたよ」
立香・マシュ「！縁ちゃん/さん！！」
縁「ぁ……怪我、大丈夫…？」
立香「うん！全然平気だよ♪」
マシュ「何処も痛くないですよ(ニコッ」
縁「良かった……」
？「キミがカーダーというエクストラクラスのサーヴァントで
現界したミス・縁だね？」
縁「う、うん……えっと…？」
？「私はシャーロック・ホームズ。
ルーラーのサーヴァントとして現界している者だ」
縁「ルーラー…」
ルーラーってどんなクラスなんだろう…
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作者名：神城イサナ | 作成日時：2018年12月11日 16時
