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運命7 ページ8

銀「4歳で…(驚」

樋口「一体何があってそんな事が…?」

紅葉「分からぬ……
  陽月本人も、そういう自覚があるのかないのか曖昧でな…」

銀「二重人格とかですか?」

紅葉「それはないようじゃ」

樋口「そうなんですか?」

紅葉「あんな一面があると、二重人格な気もするのじゃが…
  何故かそれらしい感じではないのじゃ」

樋口「是非会ってみたいです…」

銀(コクコクッ

紅葉「かつての返事次第では会えると思うぞ?(微笑」

樋口・銀「!(キラキラ」

紅葉「さ、明日に備えて服を買わねばの♪」

樋口「張り切って買いましょう!」

銀「お義姉さん、張り切るんですか?」

樋口「これでも女だからな!(キリッ」

銀「同性のコーディネート…
  陽月さんは、どんな容姿の人なんですか?」

紅葉「黒髪で金色と銀色のオッドアイじゃ」

銀「綺麗な目のオッドアイ…」

紅葉「きっと綺麗になったのじゃろうな♪」

樋口「着物と洋服を何着買うのですか?
  季節物だけで結構買う事になりますが…」

紅葉「カゴ三つ分くらいかのぉ?」

樋口「分かりました!」

銀「張り切って買います」

紅葉「では頼んだぞ♪」

私は着物、樋口と銀は洋服を買いに別行動を開始した

明日が楽しみじゃの、陽月♪

紅葉side終


―――夜―――

陽月「………」

昼寝から目が覚めると、部屋は暗くなっていた

……夜になっていたのか…
あれ?昼寝から何時間寝たことになるの?;

陽月「……眠気が…;」

段々冴えてきちゃった;
どうしよう…;

陽月「……明日は退院か…」

私が退院したとして、何処に住むのだろうか…
福沢さんの家?それとも、森医師と呼ばれた人の家?
というか、信じ切れてないから一人で住んだ方が良い気がするんだよなぁ…
失礼な事考えちゃってるけどさ」

陽月「……母親はいない…なら、父親は何処に?」

少なくとも、私が母親と二人暮らしの母子家庭だと考えると
ろくでもない父親なのかな?

……父親が悪人な事が事実だとしたら、考えるだけ無駄だよね

陽月「明日に備えてもう一回寝よう…」

毛布を被り直して寝ることにした

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作者名:神城イサナ | 作成日時:2018年12月2日 17時

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