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運命5 ページ6

鴎外side

〜福沢が探偵社に帰宅する同時刻〜

エリス「ねェ、リンタロウ」

鴎外「どうしたんだい、エリスちゃん?」

エリス「次は何時ヒヅキのお見舞いに行くの?」

鴎外「そうだねェ……
  大まかな任務は済んだから、明日行こうk(〜♪
  ?……福沢殿?」

通話に出てみる

鴎外「もしもし」

福沢【森医師。朗報がある】

鴎外「朗報?あの子の事でかな?」

福沢【嗚呼。やっと目覚めたぞ】

鴎外「!本当かい!?」

福沢【だが、記憶は失われている。
  明日退院しても良いという知らせを受けた為、
  公園に来て会ってやってほしい】

鴎外「何時に行けば良いんだい?」

福沢【11時だ。私は迎えに行ってくるから、例の話はその時に。
  それと、そちらの尾崎紅葉に陽月の衣服を頼んでくれ】

鴎外「分かった。では明日ね」

通話を切って、スマホをポケットにしまった

エリス「どうしたの?ヒヅキが目覚めたの?」

鴎外「そうだよ。陽月ちゃんが目覚めたんだよ!」

エリス「!本当!?」

鴎外「記憶は失われているらしいけどね…
  明日の11時に公園に来てほしいそうだから、
  会いに行こうか!」

エリス「明日のドレス、リンタロウが選んでも良いわ!」

鴎外「本当かい!?じゃあ選ぼうか!
  どのドレスが良いかな〜♪」

ドレスを出した瞬間

コンコン ガチャ

?「失礼するz……鴎外殿…(冷めた目」

鴎外「紅葉君!?そんな冷たい目をしないでくれるかい!?(涙目」

紅葉「誰でもこういう目になるぞ。
  組織の首領がドレスを出してロリコンになっている等…」

鴎外「仕方ないんだよ!明日ようやく会えるんだから!」

紅葉「?明日何処か行くのか?」

エリス「ヒヅキが目を覚ましたの!」

紅葉「!本当かえ!?」

エリス「でも、記憶は失われているそうよ…
  明日退院だから、公園に来てほしいって!」

紅葉「ようやく目覚めたのかえ…?
  記憶は失われても、再会出来るのかえ…?(涙目」

鴎外「陽月ちゃんの衣服をお願いしたいそうだよ」

紅葉「ならば今すぐ買って来る!
  任務はもう終わったから呼ぶでないぞ!」

と楽しみが止まらないのか早口で伝えて部屋を出ていった

鴎外「楽しみなのは私も同じなのだけどねェ…(苦笑」

エリス「リンタロウ!早くドレス選んで!」

鴎外「そうだね!」

明日が楽しみだよ、陽月ちゃん!

鴎外side終

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作者名:神城イサナ | 作成日時:2018年12月2日 17時

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