異世界での縁と絆が力となる少女【文豪ストレイドッグス】

縁と絆17 ページ19

敦「後は太宰さんと鏡花ちゃんの前職か…」

鏡花「うん…」

煉架「鏡花ちゃんって、同い年なのに前職あるんですか」

鏡花「ある…」

あるのか…若いのに苦労してるんですね

煉架(けど、鏡花ちゃんと太宰さんの前職って一体…？)

鏡花ちゃんを見た後に太宰さんを見る

…まさかとは思うけど……というか、気のせいであってほしい
だが、もし合ってるとしたら厄介だな…
普通の行動を制限しないといけなくなる

太宰「そんなに見詰められたら照れてしまうねｗｗｗ」

煉架「…それは今だから言える冗談ですか？
　 それともはぐらかしで？」

乱歩「…もしかして分かったの？」

煉架「合ってるかは微妙ですけどね…
　 お二人の前職って、裏社会のマフィアでした？」

太宰・鏡花「！」

煉架「当たりですか」

明日はリボーンの世界に帰ろう…緊急事態だ

賢治「太宰さんの前職が当たっちゃいましたね！」

乱歩「観察力があるんだね」

煉架「そこまで鋭くはないですよ？」

太宰「いやぁ…真逆当てられちゃうとはね〜(苦笑」

鏡花「煉架、凄い…」

煉架「…そんなに気にするなら、無理に当てさせなきゃ良いのに…」

鏡花「フルフル)知ってもらいたかったから…」

煉架「別に知ったところで、感想とか言うつもりないですよ？」

鏡花「…どうして？」

煉架「だって前職だろう？辞めてるならどうでも良いじゃないか」

「感想」などを言うつもりがないのは事実だが、
こちらの事で何か問題が起こるのは困るけどな

鏡花「………」

タタタッ ギュッ

煉架「！どうした？」

鏡花「有難う…(ギュー」

煉架「どういたしまして？(ギュッ」

太宰「煉架ちゃん！私もギューッてしたい！(ギューッ」

煉架「もうしてるでしょう；」

太宰「フフフッ♪抱き心地佳いな〜♪」

煉架「…感想というよりは疑問なんですけど、
　 マフィア時代も仕事サボってたんですか？」

太宰「書類を押し付けた事はあったよ？」

煉架「真面目にやれよ；」

太宰「面倒だったんだもーん♪」

…クルル曹長の発明品のモニターに紹介してやろうか←

太宰「あ、そうだ…ポートマフィアには気を付けてね？」

煉架「…ポートマフィア？」

太宰「私と鏡花ちゃんの前の仕事先だよ。
　 あそこは武装探偵社と対立関係にあるから、
　 余程の事がないと休戦協定なんてしないのだよ」

煉架「…ヨコハマにあるんですか？」

太宰「うん」

煉架「…ジュースのおかわり下さい(溜息」

お昼に通信入れよう；

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