異世界の縁と絆4 ページ7
シュンッ
煉架「失礼します」
ロマニ「ん…あれ、煉架ちゃん?」
煉架「少し立ち寄っただけなんですが…そろそろかな?」
ロマニ「?何が?」
煉架「………」
1ヶ月前に夢でミコトに再会した時に聴いた時間通りの筈…
「1ヶ月後、双子の兄である黒ウサギから通信が入る。
力を取り戻す方法を教えてくれるよ」
そう言ってくれた
……それ以降はミコトや内側の皆と会えていないけれど仕方ないか
煉架「………(ワクワク」
「…なんか、煉架ちゃんがワクワクしてますね」
「えぇ…何かあったのかしら?」
「おやつの時間だから?
あ、でも此処に来る意味がないか」
シュンッ
?「ドクター、ダ・ヴィンチちゃんから整備完了の伝言を…って、先輩?」
煉架「あ、マシュ…少し立ち寄ったんですよ」
ロマニ「その割にはワクワクしてるよね」
煉架「遅くなければ、すぐに分かりますよ。
ところで、ダ・ヴィンチちゃんからの伝言って?」
マシュ「えっと…整備が完了したと伝えてくれ、と」
ロマニ「分かった。あとはこっちでシステム確認するよ」
マシュ「了解です……今日は先輩に関する記念日がありましたか?」
ロマニ「いや、ないと思うけど…誕生日はまだ先だから違うしね」
マシュ「気になるので、少し待ってみます」
ロマニ「ボクも気になるかな……
好きな人が出来た知らせは逃げたいけど(苦笑」
マシュ「先輩の想い人ですか…後輩として見極めます(キリッ」
煉架(早く来ないかな〜♪)
会話が聞こえなくなる程に楽しみモードで待っていた
―――2時間経過―――
煉架(ムスッ+イライラ
マシュ(せ、先輩が何時になくイライラしています!)
ロマニ(煉架ちゃんの楽しみな予定が遅れてるから?;)
シュンッ
?「おーい、新しい整備部品を貰いたいのだけど…なにこの空気」
ロマニ「あ、ダ・ヴィンチちゃん助けて!;」
ダ・ヴィンチ「何かあったのかい?」
マシュ「その…先輩がイライラモードで…;」
ダ・ヴィンチ「おや珍しい…あそこまで明らかな雰囲気は貴重だね。
で、なんで煉架ちゃんがあの状態なんだい?」
「2時間くらい前まではワクワクしてたんですよ;」
「今までにない程の女の子らしい顔でしたよ。
ほら、証拠写真」
マシュ「その写真ください!」
「はいよー」
ダ・ヴィンチ「この写真をサーヴァントに配布しようか(ニヤリ」
ロマニ「企み禁止だからね!?;」
煉架(遅い…今日なんだよな?)
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作者名:テナ | 作成日時:2019年6月29日 15時