戦い、救済、破壊4 ページ5
ラビ
「とりあえず、ホームに帰るとするさ〜」
環奈
「ホーム?」
ラビ
「オレらが所属してる『黒の教団』っていう組織のことさ。
環奈には門番の識別を受けてもらう必要があるんさ」
環奈
「はぁ……分かりました」
門番の識別……この世界にそんな技術があるのカ
なんの識別かは知らないガ、察しはつク
こうして私達は、黒の教団と呼ばれる組織がある場所へ向かっタ
普段は移動手段があるらしいけド、今回は何故か使えなかったらしい
環奈
(その移動手段って、ラビさんが言ってた『方舟』ってヤツだよネ…)
一体どういう世界観なのか……
詳しいことを聞いてみないと、先が分からなイ
神田
「…フード取れ」
環奈
「え……あ、識別に必要だからですか?」
神田
「ああ」
環奈
「了解です」
パサッ
アレン/神田/ラビ
「!!/////」
フードを取って顔を晒すと、3人は顔が赤くなった
環奈
「これで宜しいでしょうか?」
神田
「…ああ、それで識別出来るだろ//(フイッ」
顔背けられた……なんで?
ラビ
「ストラーイク!!!(目がハート」
環奈
「はい…?」
ストライク…?
いきなりどうしたんダ…?;
アレン
「気にしないで下さい、すぐこういう反応しますので」
環奈
「は、はぁ…」
よく分からないガ、放置しておけということらしイ
そんなこんなで『黒の教団』に到着
その直後、アナウンス放送の様な男の声が聴こえた
?
【3人ともー、任務から帰って来たのかい?】
ラビ
「おーコムイ、帰ってきたさよー。
こっちの美女はAKUMAを倒したイノセンス適合者かもしんねぇさ」
コムイ
【なんだって!?それは本当なのかい!?】
アレン
「可能性は高いと思います。
それで識別をお願いしたくて…」
コムイ
【分かった。
門番くーん、識別頼むよー】
…門番くん?
ズッ!!
環奈
「っ!!(ビクッ」
突然、門に顔の形がある壁が目の前に飛び出しタ……心臓に悪イ!!;
門番
「レントゲン検査!!
『AKUMA』か『人間』か判別!!」
両目から出た光線がオレに当たる
環奈
(予想通り、化け物……『悪魔』と『人間』の識別だったカ)
だが、その判別は『私/オレ』には………
ラビ
「判別どうなんさ?」
門番
「んー?…判別出来ないぞ?」
神田
「なに?」
アレン
「それって、僕と同じ反応ってことですか?」
環奈
「………………」
やはりな……『オレ/私』には識別が無意味でしかなイ
『悪魔』ではないが、生粋の『人間』でもないのだかラ……
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作者名:麗月 | 作成日時:2020年5月30日 10時