人生自分一人で充分

続き ページ2

A視点

6年生


父『いい加減にしろ！お前は私の後を継ぐんだ！』


母『これは決定事項です！拒否権はありませんよ！』


『嫌だ絶対に。』


父『ｲﾗ。』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(今思えばどうでもいい事ばかりね。)


(中学にも入学したしそろそろ家出でもしようかしら？)


【プルルル】


「はい誰ですか？」


「貴方のお父様とお母様がお亡くなりになられました。孤児院の人がそちらに向かいます。」


「一人で生きていけるので大丈夫です。」


「あ！ちょっと！」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

生『ヒソヒソ』


生『ヒソヒソ』


『言う事あるなら直接言ったら？そんなヒソヒソしないでばっかじゃないの？』


生『あんたウザいのよ！いい加減にして！』


『いい加減にするのはどっち？そんなにヒソヒソしてさ度胸はないの？』


生『あんたなんて死んじゃえばいいのに。』


『あっそ。』


(だったら殺してよ私を。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
14歳


生『ねぇねえ石のツバメだって！』


生『なにそれ！こっわ！』


生『最近ではこんなのが多く見つかってるんだって！』


生『マジで！？』


(うっさ静かにしてよ。)


生『何あの光！』


生『逃げなきゃ！』


(無理でしょ光から逃げるなんて地下にでも行くのかしら？)


(あぁあの光が人を殺す光なら私は死ねるかな？)


(ねぇ神様)









　









『私を殺してください。』

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←1話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す