十二飛 ページ14
シ「ボンレスハム飛び込め！！」
ン「誰がボンレスハムだ！」
シ「お前だよ」
ン「えっ、嘘でしょ！」
シルクに尻を蹴られ、ンダホがあえなく川に落下した
その体重のせいか、噴水じゃないかと思うくらい水しぶきがあがった
私はその様子を近くの岩にすわって眺めている
ン「ごほっごほっ」
シ「お前カバみてーだな」
ン「んふふふふふふw」
ぺ「なんでちょっと嬉しそうなんだよw」
モ「あ、カワセミ」
ダ「いまそれ！？え、あ、でもマジじゃん！」
静かな渓流にひたすらみんなの騒ぎ声だけが響く
本当に仲良いんだな
そう思い保護者のような気持ちでみんなを見ていると、隣にぺたんと誰かが座ってきた
「マサイどしたの」
マ「要は川入んないのか？」
少し硬めの髪の毛からぽたぽたと水を滴らせながらマサイが私の顔を覗き込む
マサイはすっかりフィッシャーズのみんなと打ち解けたようでさっきまでみんなと川で遊んでいた
「あーまあそのうちね、それよりマサイみんなと仲良くなれてよかったね」
マ「あー、うん」
ぽりぽりと頬をかきながら少し嬉しそうにマサイが笑う
マ「シルクがあんなに話しやすいやつだと思わなかった」
「まあ人殺しそうな顔してるもんね」
マ「ぶふっっw」
私の発言にマサイが吹き出す
それと同時に頭を誰かに鷲掴みにされた
シ「誰が人殺してそうだって？」
「・・・・」
聞きなれたその声に恐る恐る上を見ると、にこにこと笑顔のくちびる・・・・シルクがいた
「・・・何の話？」
シ「話し逸らすの下手か！話す時は目を見ろ目を！」
「ぎゃー！！痛いって！このゴリラ！」
頭を掴む手に力が入る、潰されるんじゃないかと本気で思ってしまうくらい力が強い
シ「誰がゴリラだ！」
「お前だよ！」
シ「おまえっ・・・・そんなこと言うやつはこうだ！」
「あっ！！ちょっ！？」
シルクの手が頭から離れたと思った次の瞬間、世界がぐるっと回った
シルクが私を抱きかかえるようにして川に飛び込んだと気付いたのは３秒後のことだった
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しずるちゃ(プロフ) - あぽろさん» 初めてレスしたアカウントがこれでした。いまでもずっと帰りを待っています…あなたの作品が大好きです。 (5月24日 22時) (
レス) id: ceaee015ba (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 早く続きが、読みたいです！ (2022年9月30日 22時) (レス) id: a3652c9d51 (このIDを非表示/違反報告)
好美 - とっても面白かったです!続きがめっちゃ楽しみです！更新楽しみにしています！ﾖﾛ(｀・ω・´)ｽｸ！お願いします！ (2018年3月27日 10時) (レス) id: a5df8dade2 (このIDを非表示/違反報告)
歌(プロフ) - すっごい面白いです！！これが途中で終わりなんて…もったいない…更新頑張ってください！…あ、忙しいとはおもいますが！ (2018年1月2日 21時) (レス) id: 88a9b95b41 (このIDを非表示/違反報告)
ええ - ページ5のところマサイがのっていません！説明しながら名前を言っていくのところです (2017年12月29日 20時) (レス) id: c52b8ce74d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽるて
| 作成日時：2016年12月5日 11時
