十一飛 ページ13
キーンコーンカーンコーン
ン「おっしゃー!!!放課後だ!」
マ「いや、来るの早!!」
終業のチャイムが鳴ると同時に隣のクラスのモトキとンダホが教室に滑り込んでくる
ぺ「土手行こうぜー!!」
「おっけー行こう」
シ「いや待て待て待て誰か要が窓に脚かけてることに突っ込めよ!!」
シルクがものすごい勢いでツッコミを入れてくる
「え?なんで??」
シ「いやお前こそなんでだよ!!なんでそんなとこいんの危ないだろ」
マ「怪我したらどうすんだよ、降りろって」
マサイが私の手首を掴んで引き寄せようとしてくるも、私はなんでそんな心配してくるのかが理解できず首をかしげる
「大丈夫だって、小学生からこうやって帰ってるし」
ダ「いやここ3階なんだけど!?」
ン「骨取れるよ!」
ザ「折れるんじゃなくて取れんの!?」
「嘘だと思うなら見てれば」
ワーワーとうるさい7人にそう言い残し、窓枠を蹴って宙に飛ぶ
後ろから7人が叫ぶ声が聞こえたが関係ない
一瞬感じる浮遊感にうっとりしながら、身体に感じるGに身を委ねる
端から見ればただ3階から落下している女生徒だろうけど、私からすると一瞬鳥になっている瞬間
最高
くるっと一回転して衝撃を和らげると、地面にスタッと軽やかに着地する
スカートに少しついた土を払うと上を見上げる
7人が教室の窓から口を開けて見ていた
「ね、大丈夫だったでしょ」
「「「「…………」」」」
少しドヤ顔をしながらそう言えば7人は何が起こったかわからないというふうに顔を見合わせてその直後ものすごく目をキラキラさせながら笑顔になった
「「「「すげええええええええ」」」」
学校が揺れるんじゃないかと思うくらい大きな声で7人が叫ぶ
シ「なんだよなんだよなんだよ要!!おまえすげーーよ!!かっこよすぎ!」
ン「鳥みたいだった!鳥!シュュッて!!」
モ「どっちかというと猫っぽかったけど」
ン「どっちでもいいじゃん!すげー!!」
興奮する7人が上でワーワーと言っているのが聞こえて少し笑ってしまう
なんか、ちょっと嬉しいかも
「みんなも早くおいでよ、3階くらいなら飛び降りれるでしょ」
「「「「無理です」」」」
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しずるちゃ(プロフ) - あぽろさん» 初めてレスしたアカウントがこれでした。いまでもずっと帰りを待っています…あなたの作品が大好きです。 (5月24日 22時) (レス) id: ceaee015ba (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 早く続きが、読みたいです! (2022年9月30日 22時) (レス) id: a3652c9d51 (このIDを非表示/違反報告)
好美 - とっても面白かったです!続きがめっちゃ楽しみです!更新楽しみにしています!ヨロ(`・ω・´)スク!お願いします! (2018年3月27日 10時) (レス) id: a5df8dade2 (このIDを非表示/違反報告)
歌(プロフ) - すっごい面白いです!!これが途中で終わりなんて…もったいない…更新頑張ってください!…あ、忙しいとはおもいますが! (2018年1月2日 21時) (レス) id: 88a9b95b41 (このIDを非表示/違反報告)
ええ - ページ5のところマサイがのっていません!説明しながら名前を言っていくのところです (2017年12月29日 20時) (レス) id: c52b8ce74d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽるて | 作成日時:2016年12月5日 11時