九飛目 ページ11
お昼休み
七「要ご飯食べよう」
マ「小鳥遊、飯食わねえ？」
チャイムが鳴ったのとほぼ同時に2人から声をかけられる
お互いにおまえ誰だみたいな顔してるけど、マサイにはさっき話したやんけ…
「2人さえよければ3人で食べようよ、人数多い方が楽しいって相場が決まってるから」
マ「俺はいいけど…」
七「私もいいわよ、じゃあ3人で食べましょ」
「よっしゃじゃ食べよう」
マ「……いや、待て待て待てお前なにそれ」
適当に机を合わせていただきますを言おうとしたところで、マサイが私の『弁当』をみてツッコミを入れる
「なにってカロリーメイトだけど、知らないの？」
マ「いや知ってるわ、俺が言いたいのはそこじゃねえ、お前それ昼なの？」
「うんそうだけど」
七「あんたほんとにその食生活やめないとそろそろ死ぬよ」
「えぇ…大げさな…」
マ「え、こいついつもこんななの？」
七「ウィダーインゼリーだったりカロリーメイトだったりするけど、まともなご飯食べてるところあんまり見たことないわ」
七菜香の発言に信じらんねえ…と小声で呟いてマサイが私を見る
いやそんな宇宙人を見るような目でみるな微妙に傷付くわ
マ「だから背がそんなに低いのか…」
「いや関係ないから！次背のこと言ったらそのイケメン面ぼこぼこにすんぞ」
マ「いや物騒すぎだろ！」
七「背低いのコンプレックスだもんね、要」
「誰がミジンコだ」
七「言ってない」
3人でそんな会話をしていると教室の端からもはや聞き慣れた声が聞こえてきた
シ「いってえ！ンダホおまえちょっとまじで叩いただろ！」
ン「シルクの尻叩き心地良くてつい」
シ「叩き心地って何！？太鼓じゃねえんだから！」
モ「似たようなもんじゃない」
シ「いやどこが！？」
なぜかは知らないが、ンダホ(?)がシルクロードの尻をかなりの勢いで叩いていたようだ
…なにが楽しいんだろう、男子は謎だ
「なんだあれ」
七「最近男子の間でシルクの尻を叩くのが流行ってるらしいわよ」
「いや、なんだそれ…」
マ「………」
マサイはコーラを飲みながら、真顔でその光景を見ていた
「…マサイ？」
マ「………俺ちょっと行ってくる」
「え？どこに？」
その質問には答えずに、ガタッと椅子から立ち上がったと思えば、スタスタとシルクロードの方へと歩いていく
え、まじで何するつもりなの
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しずるちゃ(プロフ) - あぽろさん» 初めてレスしたアカウントがこれでした。いまでもずっと帰りを待っています…あなたの作品が大好きです。 (5月24日 22時) (
レス) id: ceaee015ba (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 早く続きが、読みたいです！ (2022年9月30日 22時) (レス) id: a3652c9d51 (このIDを非表示/違反報告)
好美 - とっても面白かったです!続きがめっちゃ楽しみです！更新楽しみにしています！ﾖﾛ(｀・ω・´)ｽｸ！お願いします！ (2018年3月27日 10時) (レス) id: a5df8dade2 (このIDを非表示/違反報告)
歌(プロフ) - すっごい面白いです！！これが途中で終わりなんて…もったいない…更新頑張ってください！…あ、忙しいとはおもいますが！ (2018年1月2日 21時) (レス) id: 88a9b95b41 (このIDを非表示/違反報告)
ええ - ページ5のところマサイがのっていません！説明しながら名前を言っていくのところです (2017年12月29日 20時) (レス) id: c52b8ce74d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽるて
| 作成日時：2016年12月5日 11時
