ハーツラビュルの寮のアリス２ (ページ7)

今日:13 hit、昨日:5 hit、合計:159,202 hit

57皿目ページ7

寮に戻ると談話室にエースとデュースがいた。

デュース「お、ウサギと遊んでたのか？」

エース「お前、今日全然見かけなかったけど何してたの？」

『今日は部屋でまったりしてた～
けど、この子が急に窓から飛び出てさ、、大慌てで捕まえに行ったところ』

エース「え、お前の部屋3階じゃん。」

『そ、まったく困ったウサギちゃんだよ。
ね、お腹すいた。ご飯食べにいこ～』

デュース「あぁ、丁度誘おうと思ってたんだ。
食堂に行こう。」

ナイスタイミング！なんて言いながら3人で食堂に向かった。

この2人は何も言わず私と学園生活を過ごしてくれるけど

他所の国出身とか、めんどくさい奴とか、考えてないのかな？

まぁ、ユウと仲良い時点でない、、か。

『ねぇ、二人とも』

エース/デュース「ん？」

『今更だけどさ、、、私といて他の寮生とかに何か言われたりしてない？？』

エース「なんだよ、いきなり。
特に何も言われてねーけど？」

デュース「何も言われることはないと思うぞ？」

『そっか。何もないならいいんだ。』

エース「・・・あんま余計なことばっか考えんなよ。」

『うん。さんきゅ』

デュースはよくわからないという顔をしていたが、
食堂についてすぐにメニューの話に変わったので特に気にしていなさそうだった。

エース「そういやさ、俺らもマジフト大会に出れんのかな？」

『マジフト、、？』

エース「あ、そっか。こっちの世界ではマジカルシフト、通称マジフトってゆうスポーツが人気なんだけど、ディスクを相手のゴールに入れて特典を稼ぐゲームなんだよ。」

デュース「試合中は箒に乗るもよし、魔法を使うもよし。
なんでもありの魔法格闘技だ！」

『格闘技って物騒な言葉以外はサッカーみたいな感じなのかな？』

エース「そうそう、そんな感じ！」

『まぁ、私はないかな。体格差あるし。』

デュース「でも、この間の飛行術でバルカス先生から褒められてたじゃないか。」

『運動神経だけはいいからね』

エース「あー。選手に選ばれてぇ～」

ケイト「エースちゃんざんねーん！
1年生は余程有力な選手じゃない限り、選ばれることはないんだよね～」

デュース「ケイト先輩！」