89皿目 ページ39
植物園は静かで、幻想的で、ベンチに座って空を見上げると、夕焼けと夜が交わるグラデーションが美しい。
先輩の手を握って、寄り添うと安心する。
私の手を愛おしそうに撫でる先輩。
ずっとこのまま、、こうしていたい。
トレイ「さぁ、そろそろ寮に戻ろう。
お腹すいただろう?」
『・・・そうですね。
でも、もうちょっと先輩と居たいです。』
トレイ「じゃあ、俺の部屋来るか?
夕飯もそこで食べよう。」
『はい!』
寮に戻るなり、ケイト先輩と会い「かわいい〜〜!」とマジカメ用に数枚写真を撮られ、エースには「馬子にも衣装」と馬鹿にされた。
リドル「おや?その様子だと、ヴィル先輩にメイクをしてもらったのかい?」
『正解です!ヴィル先輩のエステ最高でした〜』
ケイト「いいな〜!ヴィル君の部屋なんて、絶対マジカメ映えじゃん!
俺も行ってみたいな〜」
『ボムフィオーレってハーツラビュルとはまた違ったお城の作りで、高級感で溢れてました!
でも、私はここの方が落ち着くかな〜』
リドル「そう言ってくれて嬉しいよ。」
トレイ「A〜。夕食の準備できたぞ〜」
『はーい!すぐ行きます!
では、また!』
ケイト「ねぇ、リドルくん。トレイくん大丈夫かな〜。」
リドル「そうだね。あんなに可愛い彼女が居たら気が気じゃないかもね。
でも、トレイなら大丈夫だよ。」
ケイト「リドルくんがそう言うなら大丈夫なのかな。あはは」
『そうだ!来月から期末試験ですよね!?
わからないところあるので教えてください!』
トレイ「もちろん。今の時点で得意不得意はあるのか?」
『そうですね、、マスターシェフと魔法史は好きです!
後は魔法薬学と飛行術は特に心配がないかな、、。
苦手なのは錬金術と古代呪文語と動物言語学、まだ魔力が安定しないのか実践魔法もムラがあって、、』
トレイ「錬金術は俺は得意だからサポートできるが、動物言語学は俺も苦手だな。
実践魔法についてはリドルが得意だから聞いてみるといいぞ。」
『よかった〜〜!錬金術本当に難しくて、、
実践魔法は寮長に聞いてみます!なるべくいい点取りたいな〜』
トレイ「勉強熱心なのは良いことだな。
あ、でもオクタヴィネルのやつに良い点が取れるからと言われても絶対に話を聞いたらダメだぞ。
毎年、契約をして痛い目を見る奴らが多いからな。
適当に話を聞いて契約しないように。」
『わかりました!
バイトの時、気をつけます!』
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作者名:みず | 作成日時:2020年7月17日 1時