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62皿目 ページ12

エース「そういうことなら、俺らも犯人探し手伝うぜ。」


デュース「クローバー先輩のお礼参りっすね!」


リドル「君たち、やけに張り切ってるね。」


ケイト「あー、わかった。
さては空いた選手枠を狙ってるな〜?」


エース「へへっ、バレた?」

デュース「い、いや、ボクはそんなことは、、、」


リドル「やれやれ。
ま、犯人探しでの活躍によっては考慮してやってもいいよ。」


エース・デュース「やった!」


リドル「それで、話を戻すけど。
犯人を捕まえるためにはこちらが先手を打つしかないと思う。」


グリム「先手を打つったって、どうするんだぞ?」


リドル「例えば、次に狙われそうな生徒に当たりをつけて
僕らでこっそり警護する。

事件が起こったら、速やかに生徒を保護。
そして周囲の捜索を犯人の追跡を行う。」


『張り込みですね。
次に狙われそうな生徒って誰でしょう?』


ケイト「実は選手候補の中でも「こいつは狙われそう!」って生徒は何人かもう目をつけてあるんだ〜。」


そういうと、ケイト先輩はマジカメで情報共有用のグループを作り、アルバムで選手の顔を共有すると言う。
エースに見せてもらうととんでもない数の情報量だった。

さすが、ケイト先輩。


ケイト「んじゃ、早速ターゲット候補を見に行ってみようか。」


リドル「おっと。Aは寮にお留守番だよ。」


『え、どうしてですか!私も行きます!』


ケイト「あー。そういうことか・・。
Aちゃん、この間怪我したばかりでしょ?
相手が誰かもわからないし、また怪我したらいけないからね。」


『そんな・・私は試合に出ないし、もし寮長やケイト先輩が怪我でもしたら!』


リドル「ボクを誰だと思っているんだい?
大丈夫だよ。

それに、Aが怪我をしたら、それこそトレイに怒られちゃうからね。」


『??トレイ先輩に??』


ケイト「そういうこと!
だから、Aちゃんはマネージャーとしてトレイくんのお世話をお願い。
こっちは、けーくんたちに任せて!」


『わかりました・・・。
皆さん気をつけて!』


寮長がありがとう。と言い鏡舎へ向かっていた。


犯人探しに向かった皆んなを見送ると、
キッチンでハーブティーを作り、トレイ先輩の部屋に向かった。

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作者名:みず | 作成日時:2020年7月17日 1時

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