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101話 ページ4

『よし、大丈夫。
ステージドリンク多めに置いててもいいですか?』

植「もちろん。きつくなったら言うんだぞ」

『ありがとうございます。』


会場に戻ると、ビーバーさん達がリハをやっていた。
渋谷さんの伸びる声好きだなぁ。

龍「!瑞輝大丈夫か!?」

『うん、大丈夫。ごめんね〜』

翼「お姉ちゃんの花粉症は鼻じゃなくて喉に症状が出るんだよね〜
ここ暫く症状出なかったのに〜」

渋「さっきはごめんね〜」

『気にしないでください!もう大丈夫ですから』

渋「本当に花粉症?ちょっと心配」

『明日、病院に行ってみます。花粉症だといいんですけど』

柳「ボーカルにとって喉の違和感は不安だよね。
本番は俺らもフォローするから楽しもう」

藤「俺も鼻グショグショだから、花粉症仲間だな〜」

渋「やだー、ひろぽんきたなーい」

藤「んだと〜!!」

龍「すみません、こっちがもてなす側なのに」

柳「大丈夫、大丈夫。お兄さん達にまかせなさーい」

晋「あれ、上杉さんは?」

渋「精神統一中」

晋「噂は本当だったんだ!!!」



渋「さーて!本番行きますか!
エフの時にはお客さんが疲れ切って、瑞輝ちゃんが優しく歌えるようにしといてあげる」

『それは困りますね〜
こっちだって、お客さんを盛り上げるセトリなんですから
いいとこは後輩に譲ってください』

渋「考えとくよ」


なーんて言ってたけど、しょっぱなから凄いな、、
こっちに譲る気ないじゃん笑

『途中で声枯れたら、フォロー宜しく』

翼「まかせて!」

龍「よし、今日もいくぞ!」



〜〜♪

『(やっば、息続かない。掠れてきた)』

翼「〜♪」

『(ありがとう!!妹よ!!)』


『改めまして、F-CIRCUSです。』

会場「わあああ!」

『お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
私の喉の調子が悪く、翼にサポートしてもらいながら演奏してます。
今日はビーバーさんを招いているのに、体調管理ができず、皆さんにも本当に申し訳ないです。
できる限り歌いますので、お聞き苦しいとは思いますが、よろしくお願いします。』


会場の皆んなが拍手をしてくださり、ファンの大切さを改めて痛感した。
完璧なパフォーマンスを保つのがプロ。
絶対にリベンジしたい。

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設定タグ:邦ロック , バンドマン , theoralcigarettes   
作品ジャンル:タレント
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みず(プロフ) - ぽんさん» すみません。ご指摘ありがとうございます。 (2020年9月7日 13時) (レス) id: afa250a6c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みず | 作成日時:2020年4月8日 15時

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