Fから始まる物語３ (ページ1)

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98話ページ1

対バンツアー当日

第一弾 UNISON SQUARE GARDEN

植「今日から対バンツアーが始まるが、
くれぐれも怪我や体調管理に気を付けるように。」

全員「はい！」

梅「もうすぐ、ユニゾンさん到着するみたいですよ！」

翼「わー！ひさしぶりだー！」

植「先にリハーサル準備しておこうか」

龍「全体的に、もうちょっと音量上げれますか？」

『Cメロの時、照明もう少し暗めでお願いします。』

翼「アンプの調子わるーいいい！変えありますっけ？？」

斎「見てよ～。あの子達ちゃんと自分らでステージ作りに勤しんでるよ～」

田「人間の成長は恐ろしいね～」

鈴「やだ、俺ら年取ったみたい」

翼「、、ん？？？
わー！さいとーさーん！たぶちさーん！たかおさーん！」

翼が真っ暗な会場に向かって
ぶんぶんと手を振りながら先輩達の名前を呼んだ

『こんにちは！本日はよろしくお願いします！』

斎「こちらこそよろしくお願いします。
今日、楽しみだったよ～！」

龍「こちらこそです！
今日、ユニゾンさんの曲演奏させてもらうので、
よろしくお願いします。
今から、そのリハをするのですが、見てもらえますか？」

田「もちろん！」

田斎鈴「・・・。」

『こんな感じでアレンジしたんですけど、、どうでしょう？』

斎「凄い。俺らの曲が全然違って聞こえる。」

田「いいねぇ！実に君ららしい！」

龍「ありがとうございます。
杏那のキーボードをメインとして
テクノサウンドにしてみました」

鈴「いいなあー俺こっち演奏したい」

田「あ、どうぞどうぞ
晋平くんもらうので」

斎「あははは！」

ユニゾンさんにいい評価貰ってよかった

あっという間に講演時間になり、
ユニゾンさんが会場を盛り上げている

『ツアー初日、ここが大事
成長したところ見せよう。』

龍「俺たちなら大丈夫」

杏「わー、ユニゾンさんが私らの歌
歌うと全然違って聞こえる」

晋「ファンの人たちもノリノリですね」

翼「ねえ、斎藤さんめっちゃこっちみてない？」

晋「え、来いってジェスチャーしてるよ！
瑞輝さんなんじゃ？？」

『え、えええええ！！！！
ちょちょ、、、』

驚いてたら、スタッフにマイクを渡され
ステージへと押された

私が出て、会場から一気に歓声が起こった

歌えってことですか斎藤さん。

いいですよ、斎藤さんより盛り上げてあげますよ

♪♪♪～