番外編・カルマとの出会い １ ページ19
あれは、中学に上がる直前の、春休みの事だった。
一緒に遊ぶ様な友達が居なかった私は、１人でゲーセンに行き、時間を潰していた。
そんな時だった、ガラの悪い男共に話しかけられたのは。
「君可愛いね〜、今暇？オレらとお茶でもしない？」
所謂、ナンパだった。
小学校を卒業したばかりだったけれど、染めている様にしか見えないくらいの明るい茶髪と、捻くれた性格を映した様な冷たい表情が、中学生くらいには見えたのだと思う。
「暇じゃないんで」
そう素っ気無く返しても、しつこかった。
「良いじゃん、ちょっとくらいは遊べるでしょ？」
「そーそー。奢ってあげるよ〜？」
あまりのしつこさに、脚と拳が、「ちょっとくらい良いんじゃない？」と言っている様だった。
いやいやここで喧嘩はマズイだろう、と必死に右腕を抑えて、「もう家に帰らなきゃいけないんです」と言う。
「え、もう？まだ６時じゃん」
「ウチの親、厳しくって」
苦笑いして、それでは、と立ち去ろうとした。
けれど、腕を掴まれてそれは出来なかった。
口を耳元に寄せられて、「ゴチャゴチャ言ってんじゃねぇよ」と先程よりも幾分か低い声で言われる。
思わず身体を
「いや〜、君が素直にオレらの誘いに乗ってくれないからさ〜、乱暴しちゃった」
「大丈夫、明日の朝には帰してあげるから」
腕を掴まれて、建物の壁に押し付けられる。
「さっきまでの腹いせね。ちょっとしかやらないから大丈夫だよ。続きは別の場所で」
何処に連れて行かれるのかは全く見当がつかないが、ヤバイ状況なのは確かだ。
必死に抵抗しても、所詮は男と女。
近付いてくる男の顔に、ギュッと目を瞑った、その時だった。
アイツの声が聞こえたのは。
「おにーさんら、何してんの？」
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ゆず(プロフ) - アカリさん» ありがとうございます！出来たら、「マネちゃんは暗殺者」にお知らせとして載せますね。 (2018年11月12日 15時) (
レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
アカリ - ゆずさん» 判りました！出来たら教えて下さい。更新頑張って下さい (2018年11月12日 11時) (携帯から) (レス) id: 5b0fbd2365 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - アカリさん» 了解です、作ってみます！ただ、掛け持ちがいくつかあるので、遅くなってしまうかも・・・。 (2018年11月11日 23時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
アカリ - ゆずさん» トリップでお願いします！其れで渚が偶々入ったデパートでテロが起こって渚一人で撃退して…みたいな？ (2018年11月11日 13時) (携帯から) (レス) id: 5b0fbd2365 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 茉莉愛さん» やってみます！ (2018年11月11日 12時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず | 作成日時：2018年10月12日 21時
