青春ポニーテール！！！！！！【ダイヤのA】

193．相手は…？ ページ13

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亮介「で？純に少女漫画借りた理由は？」





とニコニコと問う亮さんに根負けして





A「……少女漫画とか読めば、わかる、かな…って」





とボソリと言った。





亮介「わかるかなって？心当たりのある感情があるの？」


A「……ﾌｲ」






「「「わかりやす」」」





門田「めっちゃ顔背けたぞ」





伊佐敷「お前わかりやすすぎねーか！笑」





亮介「あるんだね」









A「……でもでもでも！！まだ好きとは確定してないです！

ほんとに！ちょーーーーーっと気になるだけです！」





と誤魔化していると



貴子「相手は誰なの？」


と、貴子さんが前のめりになって聞いてきた。







A「そ、それはマジで勘弁……」







と手のひらをむこうに向けて顔を隠す。



すると








結城「倉持か？」





おい哲さん。やめて。





A「倉持はいい友達です。それ以上になることを想像出来ません」





と断る。すると






クリス「川上か？」




ねえクリス先輩






これもしかして当てるまで続くやつ？




受験生勉強して！







A「ノリも可愛いですよね〜愛でたい。毎日唐揚げ弁当作ってあげたいです。」







伊佐敷「まさかゾノか！？」





と、純さん。






A「違います。」




楠木「え、キッパリ。」








増子「もしかして沢村ちゃん？」






と、増子さんも聞いてくる。






A「年下はみんな可愛いです。

春市くんとか東条とか金丸とかもうほんと、みんな可愛いです。

恋愛対象では無いですけど。」







貴子「クラスの野球部以外の男の子？」





と、貴子さん。





A「私残念ながらクラスでまともに話せる男子、野球部だけなんです。」








丹波「まさかこの中にいるのか…！？」




と真っ赤な顔して丹波さんが聞いてくる。




A「あ〜みなさん大好きですよ、これ、案外本気で」




「「「ﾎﾜｰﾝ……」」」





丹波「ｺｯ……」





伊佐敷「なんで丹波がそんなに照れるんだよ！」





亮介「もう、みんなまどろっこしいなぁ」






と、笑顔が絶えない亮さん。


や、やめてくれ。

言わないでくれ。





亮介「御幸でしょ？」



A「ｷﾞｮｯ」



「「「わかりやす！！」」」




私の動きが完全に固まった。


ああもう、、どうにでもなれ……(白目)







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