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流石妹 ページ25

「ったくよー、神楽が美人って言うから……ただのAじゃねェか」


「超失礼。この間10年振りに再会したってのに、2回目でもうコレ?」




黒猫を肩に乗せた彼女は、無表情で銀さんに言い返す。




「え、えっと……それで銀さん、この人とは知り合いなんですか?」


「おー。妹」




へ〜、妹か。何だそうか、妹だったのか。


そうかそうか、へ〜……って、は!?




「「妹ぉぉぉぉ!?」」




神楽ちゃんと思い切りハモる。


それから、いやいやいや!と首を横に振る。




「全っ然似てないじゃないスか!」


「そうネ、銀ちゃんの妹がこんな美人なワケ無いアル」


「どーいう事だァ!? 妹だよ、血は繋がってねェけど」




血が繋がってないって……?


僕らが不思議そうな顔をしたのが分かったのか、銀さんは目線を彷徨わせた。


明後日の方を向いて、「まァ、あれだ。あんまツッコむな」と言う。


よく分からないが、複雑な事情でもあるのかもしれない。




「……初めまして。銀ちゃんの妹の吉田Aです。真選組に入ってます」




彼女はニコリともせずにそう言った。


無愛想というより、緊張しているといった感じだ。




……が、そんな事よりも僕の頭は、彼女、吉田さんの言葉の後半に反応した。




「真選組……!?」


「? はい。銀ちゃんやこた君と別れた後、局長の近藤さんに拾っていただいて。もう10年も前の話ですけど」


「こた君っていうのは、もしかして……」


「桂小太郎ですね。彼も私の兄です……あ、コレ真選組の皆には内緒にしといて下さい。流石にバレたらヤバイんで」


「は、はあ……」




なんていうか……流石銀さんの妹って感じだ。

淡々と→←お客さん(?)



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ゆず - 亜水さん» 総悟のSが初めて発揮された回。私結構お気に入りです。 (2019年7月16日 20時) (レス) id: e9f8937968 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - 本当だぁ!更新するの早いですね!凄い!あのカエルアニメで観たときマジで苛ついた!総悟あのまま首はねちゃえばいいのにって正直思いました。でもまあ最終的には焼かれてたんで良かったです♪ (2019年7月16日 20時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 亜水さん» ありがとうございます!このシリーズを更新するのは私自身楽しいので、ドンドンしていけたらと思います。 (2019年7月15日 22時) (レス) id: e9f8937968 (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - 桂優しいな〜再開場面、感動しました! (2019年7月15日 11時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)
亜水 - めっちゃ面白いです!読みやすかったです!更新頑張って下さいね次も観させていただきますので、よろしくお願いいたします! (2019年7月14日 17時) (レス) id: 9d2ec575ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2019年7月10日 22時

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