検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:297,248 hit

_____ ページ15

.









私に親が居ないワケじゃ無いと思う。


赤ん坊が戦の跡地で1人で生きていける筈なんてないから、私を育ててくれた人は絶対に居るんだと思う。




私の中の1番古い記憶は、3歳くらいの時のもの。


記憶()の中に、大人は居ない。


ただただ、あの死体の山から使えそうな物を拾って、近くの川や林から食料を調達していた。


今思うと、随分逞しい子供だなと思う。




私がそういう事を出来るようになるまでに、育ててくれた人。


私を産んだのかもしれない人。




でも、会ってみたいとは1度も思った事が無い。




今は、松陽達が居るから。


本当の家族じゃないのに、本当の家族みたいに接してくれる、あの人達が。




これから先もずっと、皆で居られたなら。


私はきっと、笑顔で前を向ける。










.

紐→←願い事



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (113 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
244人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 松下村塾 , 真選組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆず(プロフ) - 緋澄さん» 1話目ができ次第、公開させていただくつもりです (2019年6月19日 17時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 時雨さん» 申し訳ありません、実は、続編は準備しただけでまだ1話も書いていないんです・・・! (2019年6月19日 17時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
緋澄 - 続編を読みたいのでパスワードを教えて下さい (2019年6月19日 14時) (レス) id: d02144b3e7 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 続編が、読みたいのでパスワードを教えてください。 (2019年6月18日 23時) (レス) id: bfac637d1b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2019年4月5日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。