エチュード(JUMP×JUMP短編集)

くんくん(yt×hk) ページ8

リアル設定

※これも非常に馬鹿っぽいです…


yt side

俺には、今ハマっている遊びがある。


それは…メンバーの口の匂いを嗅ぐこと。
あ、変態って呼ばないで、わかってるから。

雑誌の撮影なんかは、その遊びをするチャンス。顔をどんなにくっつけても、カメラマンさんが喜んでくれるし、メンバーもファンが喜ぶのをわかってるから避けたりしない。


今日は光くんとペアで撮影。
役作りで髪を伸ばしている光くん。普段はカッコいいお兄ちゃんだけど、前髪を斜めにわけていて今は美人、という表現がぴたりとくる。


光くんと喋りながら、笑いながら撮影は進められる。イヒヒ、と笑った口をした光くんがふと、はぁ、と唇から艶めかしい息を漏らす。


そんな時に極限まで顔を近づけて…
バレないように、ゆっくりと鼻から息を吸い込む。


綺麗好きの光くんは、お弁当を食べた後にきちんと歯磨きをする。歯磨き粉のミントの香りに混じって、さっき食べていた焼き鳥弁当の匂い。それから、奥から香る独特の匂いは…喉にいいっていうスプレーかな？
舞台中だから、喉を痛めないように気をつけてるもんね。



ハァ…光くんの体の中から湧き出る匂い。
食べたものとか、飲んだものとか、光くんを創っているものの匂い…

ずくん、俺の中心が熱を帯び始めたのがわかる。



「ハイ、オッケーでーす！」

カメラマンさんの声でハッと我にかえり、キスできそうなくらい近づいていた光くんから一歩下がった。


「もう、ゆーと近すぎ」

少し照れたように上目遣いで見てくる光くん。

ずく、ずくん。


…こんなオマケがついてくるなんて、この遊びはやっぱりやめられない。





くんくん＊fin


――――――


私、我が子の口の匂い嗅ぐの好きなんです。
変態的な気持ちではなく、「よだれクサっ笑 」みたいな感情ですけど(´-ω-｀)
え、変態ですか？

ゆうとくんって、メンバーをくんくん嗅いでも許されそう。

今だけ(yb×hk)→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す