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みちみちと孔を広げながら入ってきたものは、信じられないくらい大きくて。
先程までの指なんか比べ物にならないくらい苦しくて、俺の目も口も閉じることを忘れてしまう。

ゆっくりと、でも着実に。
少し入っては少し戻り、また少し奥へと進む。
その度に俺の精液なのか、ローションなのか、ぐちゅ、ぐちゃ、と音を立てて泡立った。


「なぁ、ゆうとはさ、光のことを何回、想像で抱いたんだ?」


俺はただ首を振る。
答えたくなんてない。


薮くんはぎりぎりまで引き抜いて、一気にばちゅん、と挿れてきた。

「ひゃあ!」

思わず体が跳ねた。


「なぁ、ゆうと。俺は光を愛してるんだ。
これから先、あいつを誰かが抱くなんて、考えられない。

それなのに…最近ひかるは、お前のことを気にしてる。だからお前にも、そろそろ先手を打たせてもらおうと思ってさ」


薮くんは憎らしげにそう言うと、俺の先端に親指の爪をぐりぐりと立てた。



「ぁ、あぁっ…!」

目を閉じて痛みと快感の間に身を投じる。



「なぁゆうと、俺、努力してるんだぜ?
光のことを好きなやつには、こうやって…

光から遠ざかってもらってる」




『たまに、何時間も連絡が取れなくなることがあって』

光くんが不安そうに震わせた睫毛。




あぁ、光くん。心配しなくていい。
君の恋人は、本当に君を愛してる。

好きでもない男を何人も抱くくらい、光くんへの愛が大きいのだから。



「ゆうと、目ぇ開けろ。
それで…

光に見られながら、女みたいにイケよ」



ガツガツと腰を打ち付けられて、
もう、何も考えられない。

「も、やめ、ぁ、光くんっ…ゃあ、見ないで…っ!」


俺の身体が揺さぶられる。
…身体だけじゃなく、心も。


「ん、ぁっ…!やぶく、薮くんの、
奥、あたってぅ、きもちぃ…!」


薮くんの瞳が三日月みたいに細くなって、
下唇を舐めた。


「ゆうと、これからも俺が相手してやるよっ…
だからもう光には近づくなよ、な?」

そう耳元で甘く切なく囁かれて。



あぁ、わかったよ。だから、お願い。


「やぶくんっ奥、もっとぉ…!」


「おら、イケよ…!」




欲と意識を手放した俺に、夢の中でひかるくんがふわりと微笑んだ気がした。

『ゆうと、俺…愛されてるね』



そうだね、光くん。

その愛の大きさに、安心して溺れてて。








その愛の大きさに*fin

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まや(プロフ) - ちちちさん» ちちちさん、コメントありがとうございます!よくしろくまさんのページでお見かけしていますちちちさんですよね?|´-`*)遊びにきていただけてたなんて嬉しいですっ! (2019年4月27日 20時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちちち(プロフ) - ときめきと切なさと背徳感にキュンとしました!最後のゆとひかのゆーとの色気ったら! (2019年4月26日 19時) (レス) id: 666edffd2b (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - しろくまさん» 大好きなしろくまさんにきゅんとしていただけたなら幸せですっ(´∩ω∩`*)ありがとうございます! (2019年4月26日 1時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - まや様、Twitterのやぶひかお話しを上げて下り、ありがとうございます。改めて読ませていただいて、きゅーん(//∇//)やっぱりまや様の学園物は鉄板ですね…!! (2019年4月25日 8時) (レス) id: f22c03c885 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ねね子さん» 来て下さってありがとうございます(*´˘`*)どうも薮くん病み気味です(笑)ねね子さんに褒められるなんて嬉しすぎます〜(//∇//) (2018年9月30日 22時) (レス) id: 66cf309f23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まや | 作者ホームページ:http://ma-no homepage  
作成日時:2018年6月5日 21時

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