エチュード(JUMP×JUMP短編集)

もう戻れない(inhk×ar)★ ページ18

リアル設定
「お手伝い」、「お互い様」、
「天使の微笑み」の続き

※ぬるいけど裏表現あります


hk side


たぶん俺たちは、日常に飽きていたんだ。

一度味わったら、もう戻れない。

それを、わかっていた。

わかってた、つもりだったのに…






「ははっ、大ちゃん、気持ちいいの？」


うつ伏せにさせて、大ちゃんのお尻に顔を埋めていたいのちゃんがおかしそうに笑う。


「んぅ、ゃ…」


ぺたん、とうつ伏せで腕の中に頭を埋めてお尻だけ持ち上げられている大ちゃん。ヒクヒクとお尻を震わせている。さっきからいのちゃんにしつこく舐められて、力が入らないみたい。


「大ちゃん、俺の咥えてよ。」

俺は両手で大ちゃんの頭を掴み上を向かせる。無理やり口に俺のを押し込むと、
うぇ、とえずきながらも舐めてくれる。


寝室の窓からは、レースカーテンの隙間から、まあるい満月がぼんやりと見えていた。






初めて大ちゃんを俺たち2人の遊びに誘ったのは1ヶ月前。

「ねーねー俺も行きたい！」

2人で帰ろうとしているところを見つかって、また今度ね、って言ってるのに、引き下がらない大ちゃん。

久しぶりにいのちゃんとできる、貴重な時間を邪魔されて、今日はお預けかよ…そう思っていたら。


「じゃあ、大ちゃんも来る？」


は？


いのちゃんから発せられたまさかの言葉。


『いいじゃん、3人でシよ？』


大ちゃんの頭越しに口パクで伝えてきたいのちゃんの顔は、今まで俺の下で善がっていたどんないのちゃんよりもセクシーに見えた。

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