最強の妹 2【呪術廻戦】

反省　壱 ページ2

虎杖side

　順平の件から暫く立って、大分落ち着いた。Aが話をたくさん聞いてくれたり、リフレッシュさせてくれたり、かなり世話になってしまった。

貴『...もう、大丈夫そう？』
虎「...うん。A、ごめん、ありがとな｡」

　ほんとはまだ納得できてない。けどいつまでも引き摺ってちゃ、順平も浮かばれない。

虎「あのさ、A、今日の交流会で俺、皆と会えるんだよね？」
貴『うん、そうだよ。私は出れないけど、対面の時は着いてくから。とりあえず兄さんのとこ行こっか｡』

　はやく、はやく皆に会いたい。あと、伏黒にもちゃんと謝らなきゃいけない。そう思いつつAの後ろを歩いて寮の談話室に向かった。今は生徒全員が外に居るから誰かと会う可能性は低いらしい。

　廊下を曲がって談話室を覗き込むと、ナナミンと五条先生がソファに座ってた。

虎「あっ、先生ー！はやく皆のとこ行こうぜ！」

　伏黒とか釘崎にも会いたいけど、二年の先輩とか京都校の人たちにも早く会ってみたい。

悟「悠仁...もしかしてここまで引っぱって普通に登場するつもり？死んでた仲間が二月後実は生きてましたなんて術師やっててもそうないよ？やるでしょ、サプライズ!!」
虎「サプライズ？」

　登場するだけなのにサプライズなんかいるのかな？

悟「ま、僕に任せてよ。一年は嬉しさと驚きで泣き笑い、二年も京都ももらい泣き、嗚咽のあまりゲロを吐くものも現れ最終的に地球温暖化も解決する｡」

　え、地球温暖化まで解決できんの？めっちゃエコじゃん！

虎「イイネ!!何したらいい!？先生俺何したらいい!？」
悟「何もしなくていい!!僕の言う通りにしろ!!」
虎「だから何したらいい!？」
貴『...不安しかない、』
七「同感です｡」

　やるからには大成功させたい！なんなら伏黒の爆笑顔も見たい！

虎「A！俺、スッゲー楽しみ！生きてて良かった！」
貴『...そっか、なら良かったよ。(ただ、悠仁後で恵に殴られそうだけど...)』

悟「よし、そうと決まれば実行だ！A、悠仁が入りそうな段ボール箱持ってきて｡」
貴『はいはい、分かりました。ふざけるのも大概にした方がいいと思うけどな〜』

　かくして、俺は五条先生の案の通りにサプライズを実行するのであった。いや〜楽しみ！

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