検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:19,049 hit

   第五話 ページ9

謝罪あまり、更新できていませんでした。済みません!






○●○●○●○





「君の名前、教えてよ!」
「は、はい?……」

 どうやら、名探偵との戦いに、私の勝ち目は無いらしい……。
 嫌ですって拒否しないといけないかな、それとも……?

「何?僕に教えたくないの?君も知ってるでしょ?僕の異能力を。」

 超推理。
 ん?待てよ?待て待て待て!

 その能力あれば、知りたいこと全部判るじゃん!何故私を誘った!何故、何故私が、こんなおもいしなくちゃいけないの?

「私の……、名前は、乙川A。ヨコハマで情報屋を営んでいます…」
「改めて、僕の名前は、江戸川乱歩。このヨコハマで、名探偵として働いている。」

 乱歩さんは、名探偵という部分を強めて云った。

「え?あ、あの…、乱歩って、その…、武装探偵社の方です…か?」
「如何にも。御用命があれば、是非、此の僕に。どんな事件でも一分以内に解決してみせましょう。」

 そう高らかに乱歩さんは云うと、では、と一言云って其の場を立ち去っていた。
 ただ単に翻弄していた私の前に現れた名探偵、江戸川乱歩さんは、如何やら本物の名探偵らしい。ラムネ瓶を持ったその後姿は幼くも見えるけど、何処か心が暖まる様な気がした。









●○●○●







 中也との約束があったのを思い出した私は、待ち合わせの喫茶店に向かった。
 途中、乱歩さんとの一時始終が忘れられなくて、私の頭の中では終焉無(エンドレス)に続いていた。乱歩さんにもう一度逢いたい。でも、如何して…?

 私が好きなのは、中也のはずなのに…。

   第六話→←   第四話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
設定タグ:文スト , 中原中也 , 江戸川乱歩   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

のんこ(プロフ) - じゃあ今日塾で渡しとくね。 (2018年8月1日 17時) (レス) id: eb60c4dd1a (このIDを非表示/違反報告)
のんこ(プロフ) - ブラウン・レビット・Lさん» どこにですか? (2018年8月1日 17時) (レス) id: eb60c4dd1a (このIDを非表示/違反報告)
のんこ(プロフ) - うわあい!あともう少しで10000htやないですか!!頑張ってください!!! (2018年8月1日 15時) (レス) id: eb60c4dd1a (このIDを非表示/違反報告)
長月冬麻(プロフ) - すっごいドキドキします、色んな意味で。乱歩さんがいつになく可愛くて、中也さんが推しなんですけど、やっぱり乱歩さんも好きなので、夢主ちゃんに感情移入してしまって、苦しいです。婚約してる彼がいるのに一目惚れしてしまった、中也さんがどうなるか気になります。 (2018年8月1日 10時) (レス) id: 0ab6a974b3 (このIDを非表示/違反報告)
火炎龍音覇(プロフ) - ポーレンカさん» 指摘、ありがとうございます。色つきが多いのは本文と変えるためです。短いと感じるかもしれませんが、余り改行をしていないので、そう感じるかもしれません。改善は出来る箇所はさせて頂きます。 (2018年6月23日 22時) (レス) id: 7aec75057c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:藤本凌&醤油_syouyu_ x他1人 | 作成日時:2018年4月30日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。