文豪と恋物語２

路地裏プリンセス＊2 ページ41

それからAとは何度か会って話をした

僕は異能力者であること
Aは無痛症であること
僕が無香花が好きなこと
Aがチョコレヱトが好きなこと

会うたびに惹かれていった

貴『芥川さんはお花は好きですか？』

芥『ああ。』

貴『あげます』

そうして差し出されたのは菫の花

芥『くれるのか？』

貴『綺麗でした
はじめに芥川さんにあげたいと思いました』

何故お前は笑う
辛いはずだろう

お前が笑うと僕の胸は締め付けられるのだ

貴『芥川さん、今日猫を見たんです』

気づくとA頰に手を添えていた

芥『……』

貴『あの…あくたがわひゃん？』

芥『いつかお前を貰うからな』

貴『？？？はぁ』

本物の愛を僕が教える
初めて知った愛を

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
次の夜

いつもいる場所にAは居なかった
おかしい

『家はすぐそこで〜』と言っていた

胸騒ぎがした僕は駆け出してしまった

『あんたなんて産まなければ良かったのよ！』
『此れで大量の保険金が入る』

中からする声

ばりんっ

芥『貴様ら…Aに何をした！！！！！！』

転がるバット、ビン

そして

A

血だらけで小刻みに震えている

芥『殺 す、死 ね』

ザグッ

一瞬だった
赤黒い血が一面に広がっている

芥『大丈夫か？』

Aを抱き起す

貴『芥川さん、間違ってました。
お父さんとお母さんのあれは愛じゃなかったんですね。涙なんて初めて流しました』

涙を流すAを抱きしめた

芥『こだわるな。もうこいつらのことは忘れろ
お前を今日か愛するのは僕だ』

路地裏になんていなくてもいい
光に当たれ

日差しに浴びるプリンセスも悪く無いだろう？





＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
駄作だぁぁぁぁ！
( ^ω^ 三 ^ω^ )
芥川さんによる
芥川さんのための
芥川さんなのに！←
月華様、本当にすみません！


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