文豪と恋物語２

人外の私、恋しました。＊中原中也 あやな様リクエスト ページ21

あやな様リクエストです。
人外初挑戦です！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊
『はあっ…はあっ…』

荒い息が工場内に響く。
私の息である。

私はたった今自分の育った実験施設を抜けて来たのだ。

腕にはぐるぐるに巻かれた包帯
顔にはガーゼが

剥げばきっとみんな驚くはず

ぽろっととれる其れは鱗である

私は人魚のなりそこないであります

貴『とにかく何処か行かなきゃ…！』

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
貴『中也さん、お茶のご用意ができました。』

中『ありがとよ』

私はポートマフィア幹部の補佐になっていた
私が補佐しているのはこの中原中也氏である

なりそこないでも水を少し操れるのでこうして補佐をやらせていただいてます。

手に持っていたレモンティーを置く

するとパシッと手を掴まれる

貴『…あの、なんでしょう』

中『手前、この手どうした』

中也さんはじっ、と私の腕を見ている

そう、包帯のぐるぐるに巻かれた。

貴 『昔親に虐 待を受けてた時の傷です。
あまりにも酷いのでこうして隠してます。』

…って言う設定です。

中『その頰もか？ずっと気になってたんだが
プライベートにズカズカ入るのも悪ィと思って
聞かなかったがこの際聞く』

Ｏh…気遣いありがとうございます

貴『そうです。』

中『そうか、辛い過去掘り出してすまなかったな』

貴『いいえ』

っぶねーーー！
中也さん鋭いからバレるかと思ったーーー！

人外の私、恋しました。＊2→←作者から

ラッキーアイテム

抹茶色の着物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す