文豪と恋物語２

出会いは真逆の合同コンパニー＊芥川龍之介 ページ1

合同コンパニー……
其れは男女出会いの場である。
略して合コンである。

太『中也と芥川くんじゃないか！ちょうどいい所で会ったね！』

中『うげ、太宰』

芥『……！！太宰さん……』

太『急だけど2人って恋人いる？』

芥/中『『いませぬ/いねェよ』』

太『良かった〜！今週さ合コンなんだけど人数足りなくて、あと2人足りないんだよ！来ない？』

中『俺は構わねェぜ？』

芥『太宰さんがいるなら』←⁉

太『良かった〜！じゃあまた連絡するね』

＊＊＊＊＊＊夜＊＊＊＊＊＊
太宰宅
太『あっもしもし。羽華ちゃん？
こっちは揃った……えぇ⁉1人彼氏が
出来てしまった⁉困ったな〜。うん、こっちでも
誰かフリーを探してみるよ。大丈夫！じゃあね〜』

＊＊＊＊＊当日＊＊＊＊＊＊＊
羽華『こんにちは〜〜！秋葉羽華っていいます！
お酒が好きです！あとこう見えて異能力者です！』

亜里沙『名井倉亜里沙です。
趣味とかはないけどケーキ屋をしています。』

貴『泉Aです！
鏡花が何時もお世話になっています』

太『あ、Aちゃんは鏡花ちゃんのお姉ちゃんだから！』

中/芥『……え？』

中『おいおいおい！知らねェぞ姉がいるなんてよォ⁉』

芥『……』

太『だって言ってなかったもん(姐さんが)』

芥『……』

太『芥川くん？大丈夫？』

鏡花に似た黒のような紺のような髪。
桃色に染まった頰と唇

『美しい……』

貴『え？///』

芥『……ッは！僕は何をッ……』

貴『えっと芥川さん……？』

芥『いっいいか、忘れろ。さもなくば』

ぎゅう

貴『実は私も貴方に一目惚れしてしまったようです。』

そう、私達の出会いは真逆の合コンでした。


☆オマケ☆
↪誰とも結ばれさせない約束で太宰さんに紹介した

太『ごめんごめん！湯豆腐いっぱい食べに行く約束をしよう。お姉ちゃんが幸せの方がいいだろう？』

泉『むぅ……確かに……芥川、お姉ちゃん泣かせたら許さないから』

芥『幸せにする。確実に』

貴『芥川さん……♡』

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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