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武装探偵社
ヨコハマの三大勢力の1つであり、同じ異能力者が集まる集団
「
『ふむ。確かに少々厄介だね。
……けれど、諦めた方が良いかも知れないな。ベディヴィエール』
「？何故です？」
『………おぉ、そうか。お前は時計塔では荒仕事ばかりだったものな。知らなくて当然か』
そう言って、彼女はため息を着く
『ご覧、ベディヴィエール。あの二人組の、コートに手を突っ込んでいる方の男』
「………はい」
『よく覚えておきなさい。アレの名は太宰治。
我ら異能力者の天敵。全ての異能を無効化する異能を持つ男だ』
「…………！！」
『しかも、元マフィアの幹部。現ポートマフィア幹部中原中也と共に双黒と呼ばれし男だ』
「双黒………っ」
双黒
遠く離れた欧州にて、例え中央の情報管理に携わって居なかった執事であってもその名を聞いたことはあるくらいの有名人
一昔前に名を挙げた、マフィアに所属する2人の構成員
一方は類まれなる重力を操る異能を用い、その姿はまるで邪神をその身に降ろしたようだと言われ、一方は転生の頭脳を駆使し、暴れる邪神も手懐ける鬼才である
『…………ふふっ』
「………
『流石は双黒の片翼。もうこちらに気付いたか』
執事は主のその言葉に息を飲み、彼女に向けていた視線を正面に向ける
件の太宰が、こちらを見ていた
未だに口論を続けている2人を差し置き、恐らく彼処からは暗闇しか見えないであろう自分達のことを、全てを見透かすようなその双眼で見ている
『………“太宰治は、マフィアになるべくして生まれた男”
何時ぞや誰かが言っていたな。それが、今や民を救う探偵社員とは。何が起こるかわからぬものだな』
「………お言葉ですが
『ハッハッハ！！違いない！！』
彼女が高笑う
すると口論をしていた2人もそれを辞め、声がした方に目線を向ける
それを合図としたように、太宰治がゆっくりとこちらに向かってくる
暗闇と静かな住宅街に響くその足音は、正に闇に生きるモノのそれである
彼女は心の中で笑った
数年で経歴は洗い流せても、元いた場所との相性は抜け落ちぬか、と
太宰は、彼女達の目の前である、ライトに照らされた場所で立ち止まる
街中のスポットライトを浴び、そして柔和な笑みを浮かべてこう言った
「サー・ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
並びにトマス・マロリー卿
ようこそ。我らがヨコハマへ」
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ニコニコマーク！ - ふぅ…敦くん？ちょーっとそこの位置代わってもらえないかな？代わらなくてもいいから取り敢えず敦くん達が座っている席の近くの壁になりたい…今すぐ二次元に行きたい… (2022年12月6日 6時) (
レス) @page43 id: 23150a6704 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコマーク！ - すみません…今思ったんですけど、坂口安吾の異能力が『堕落論』だった気が… (2022年12月5日 17時) (レス) @page4 id: 23150a6704 (このIDを非表示/違反報告)
瀬羅 - 攻め…？攻め⁉︎攻めと言いましたか作者様。マジでございますか？ｽｩーーーーーー、ﾌｩーーーーーーーーーー、控えめに言って神ですか。神でしたね！そうでした！無理のない程度に頑張って下さいね！ (2022年11月17日 16時) (レス) @page48 id: 3328415a9f (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ - こんにちわ 好きです。 かっこよすぎません?????強い女性好きです。神に出会ってしまいました!!! 更新待っています が無理はしないように頑張ってください!!!!! 楽しみです! (2022年11月16日 18時) (レス) @page47 id: 7f6eba9c4e (このIDを非表示/違反報告)
瀬羅 - ｽｩーーーーーーーー…好きです。なんですか、神ですか。神でしたね‼︎無理無理夢主様カッコいい…そして遂にポートマフィアに接触しそ〜！あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！更新待ってます！頑張って下さい！ (2022年11月16日 16時) (レス) @page47 id: 3328415a9f (このIDを非表示/違反報告)
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