It’s show time！ (ページ36)

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高木side

今は二宮先生の授業中。
僕の隣に座ってる翔さ...櫻井先生は本当に辛そうで止めてあげたいくらい。

高木「大丈夫ですか？」

マイクを取ってからギリ聞こえるくらいで話しかけた。

翔「ん、ごめん...」

あぁ、僕は謝らせたわけじゃないのに...

目立たない程度に、後ろを向いて1番近くにいる松本先生に目線で伝える。

息が荒くて、心配だ。

潤「？」

一瞬頭の上にハテナが見えたけど直ぐに分かってくれた。
でも、今は本番真っ最中...
止めることも出来ないし...

智「あれ、しょおくん。おじさんになったぁ？」

翔「おじさんはあなたでしょ。笑」

階段の下がるだけで息が切れて、それがマイクに入って会場全体に聞こえる。
そしてすかさず大野先生がフォローする。

そして、いよいよ最後。櫻井先生と僕と薮の授業が始まる。これはあまり動かないから大丈夫かな...？

翔「あてっ」

和「翔さ～ん？」

足元がフラフラしてて段差にぶつけて転びそうになる。

高木「椅子に座りますか？」

翔「いや、でも...ね。あとちょっとだから。」

あとちょっと...

翔「これで全部の授業が終了しました！」

あとは校歌を歌って終わり。
その最後がきついんですよね...

松本先生と同じトロッコだったはず。