It’s show time！ (ページ11)

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お留守番と受験生ページ11

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智大学3

翔中学3

雅 2歳

双子(和、潤) 0歳

両親は海外暮らしです。

✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

翔side

智「じゃあ、悪いけどよろしくね？」

翔「はい、行ってらっしゃい。」

嫌々ながらも引き受けたお願いごと。

最近生まれたばっかりの和と潤。

そしてこの間2歳になった雅。

中3の僕。

そして、大学3年生の智にぃ。

今は夏休み。

夏休みだからって智にぃには関係ない。

今日も授業がある。

智にぃは僕のため、僕の身体が弱いから医者になるために大学にまで行って毎日勉強をしている。

僕のため。だから『どうしても休めないんだ。一日3人見ててくれない？』このお願いを拒否する権利は僕にはなかった。

僕だって中3。＝受験生。

僕も智にぃと同じ、医者になるつもり。

だから今からもう勉強をしなくてはならない。

僕の志望校は日本で1番の医学高校。

出来るなら勉強に集中したい。

でも、この願いはそう簡単に上手くいくわけがない。

和潤「ふぇぇぇ～！！！」

双子だから泣くのも同じ、お腹が空く時間も同じ。

何もかもが同じで1人では対応しきれない。

それにプラス...

雅「んぅ.....ふぇぇぇ～！！！！！」

双子よりも大声で泣く人1名。

双子をよく思っていない2歳の雅紀。

そりゃそうだ、双子が産まれるまでは1人可愛がってもらえたもんね。

でも、双子が産まれてからは雅紀のことを後回しで...

焼きもちを焼いて泣くこともしばしば。

いや、毎日か。

いつもは智にぃがいるけど今日は僕一人。

あぁ、勉強したいのにぃ。